伊東香織
伊東 香織(いとう かおり、1966年(昭和41年)5月14日[1] ‐ )は、日本の政治家、郵政・総務官僚。岡山県倉敷市長(5期目)。岡山県初の女性首長である[2]。 概要福岡県福岡市生まれ。1990年3月、東京大学法学部卒業。同年4月、郵政省(現総務省)に入省した。1993年6月、アメリカ合衆国ハーバード・ロー・スクールを修了し、法学修士号(LLM)を取得。1995年6月、日光郵便局長に就任。1998年から2000年まで総理府(現内閣府)国際平和協力本部事務局で勤務。ボスニア・ヘルツェゴビナ国際平和協力業務に従事した[3]。 2003年4月、総務省から倉敷市へ出向し、倉敷市総務局長に就任。翌2004年より倉敷市収入役。2007年8月に総務省へ戻り、国際部多国間経済室長に就任したが、同年11月に退官[4]。 2008年倉敷市長選挙2008年4月27日執行。現職の古市健三、元市議の秋山正らを破り初当選[5]。中国・四国地方では史上初の女性市長であり、かつ初当選時の年齢(42歳5日)が、それまで女性市長では史上最年少であった白井文(元兵庫県尼崎市長)の初当選時(2002年)の年齢(42歳6ヶ月)を下回った。しかしこの記録は2010年白井の後継として尼崎市長に当選した稲村和美が37歳10ヶ月で当選して更新された後、その2年後の2012年に36歳6ヶ月で滋賀県大津市長に当選した越直美に再度更新されている(いずれも中核市市長である)。5月19日、市長就任[6]。 ※当日有権者数:373,435人 最終投票率:47.13%(前回比:0.64pts)
2012年倉敷市長選挙2012年4月22日執行。元京都府大山崎町議の矢引亮介[7]を破り再選。 ※当日有権者数:377,023人 最終投票率:33.72%(前回比:-13.41pts)
2016年倉敷市長選挙2016年4月25日執行。元小学校教諭の田中容子と元倉敷市議会議員の木村圭司を破り3選[8]。 ※当日有権者数:380,096人 最終投票率:37.19%(前回比:+3.47pts)
2020年倉敷市長選挙2020年4月26日執行。IT会社社長でNHKから国民を守る党公認の越智寛之を大差で破り4選。 ※当日有権者数:390,619人 最終投票率:25.65%(前回比:-11.54pts)
2024年倉敷市長選挙2024年4月21日執行。無投票で5選[9]。 市政脚注
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