本項では、標準的な周期表に記述される元素を元素の一覧(げんそのいちらん)として概説する。
一覧
- Z:原子番号。元素の原子核に存在する陽子の個数。
- Sym:元素記号。
- 日本語名:ソートは50音順。
- 英語名:ソートはアルファベット順。
- 周期:周期表における周期(横列)。
- 族:周期表における族(縦列)。
- 分類:凡例を参照。
- 密度ρ:注釈のないものは固体の室温での値。注釈で気体と示したものは、特記無ければ101.325kPa下の密度。同素体についても注釈で表示。単位は固体・液体についてはg/㎤、気体についてはg/L
- 融点,沸点:脚注のないものは1気圧での値。同素体についても脚注で表示。
- 原子量(u):原子量と統一原子質量単位(u)。表記のうち誤差は()内の数字で、有効数字内の最後の桁に対応。また変動量とされている元素については下限a,上限bを[a,b]と表記。地球上で特定の同位体比を持たない放射性元素については[]内で同位体の質量数の一例を示す。
- 電気陰性度:ポーリングの電気陰性度。
- 存在度:CIコンドライトの平均組成
- 状態:固体・液体・気体で表示。
- 電子配置:電子の配置。[He],[Ne],[Ar],[Xe],[Rn]はそれぞれの貴ガス型の閉殻を表し、重複部分は「-」で略記。
- 原子半径:原子の半径。原子核から最外殻電子までの平均距離[1]。
- 出典に値が与えられていないものについては「-」と表記。
なお出典は主要なものは表一番上の項目例に脚注で示し、一部元素のみ出典が別なものや出典書籍におけるページが限られるものはその元素の当該欄に示す。
さらに予測されている未発見の元素が173番まである。
周期表
脚注
- ^ 陽子数173では1s軌道の電子の束縛エネルギーが電子-陽電子の対生成に必要なエネルギーに等しくなり、内部で自然発生する可能性がある。その場合、陽子数174以上では現在知られているような電子殻は構成されず、ここに示した電子配置は実在し得ないことになる。
脚注
注釈
- ^ 気体、0℃
- ^ 気体、0℃
- ^ 2.5MPa下
- ^ ダイヤモンドの値
- ^ 昇華
- ^ 気体、0℃
- ^ 気体、0℃
- ^ 気体、0℃
- ^ 気体、0℃
- ^ 国際純正・応用化学連合(IUPAC)が定める英語名は“aluminium”だが、“aluminum”の名称も広く用いられている[12](おもに北アメリカで)。
- ^ 白リン
- ^ 白リン
- ^ 斜方晶
- ^ 単斜晶に転移
- ^ 気体、0℃
- ^ 気体、0℃
- ^ 灰色
- ^ 灰色
- ^ 灰色
- ^ 液体
- ^ 気体、0℃
- ^ 液体、39.30℃
- ^ 白色
- ^ 気体、0℃
- ^ IUPACが定める英語名は“caesium”だが、“cesium”の名称も広く用いられている[12](おもに北アメリカで)。
- ^ 液体、28.44℃
- ^ 液体
- ^ アルファ
- ^ 気体、0℃
出典
参考文献
関連項目