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外見
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銀白色
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一般特性
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名称, 記号, 番号
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ホルミウム, Ho, 67
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分類
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ランタノイド
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族, 周期, ブロック
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n/a, 6, f
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原子量
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164.93032
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電子配置
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[Xe] 4f11 6s2
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電子殻
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2, 8, 18, 29, 8, 2(画像)
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物理特性
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相
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固体
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密度(室温付近)
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8.79 g/cm3
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融点での液体密度
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8.34 g/cm3
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融点
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1734 K, 1461 °C, 2662 °F
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沸点
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2993 K, 2720 °C, 4928 °F
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融解熱
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17.0 kJ/mol
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蒸発熱
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265 kJ/mol
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熱容量
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(25 °C) 27.15 J/(mol·K)
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蒸気圧
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圧力 (Pa)
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1
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10
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100
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1 k
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10 k
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100 k
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温度 (K)
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1432
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1584
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(1775)
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(2040)
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(2410)
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(2964)
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原子特性
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酸化数
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3(弱塩基性酸化物)
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電気陰性度
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1.23(ポーリングの値)
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イオン化エネルギー
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第1: 581.0 kJ/mol
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第2: 1140 kJ/mol
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第3: 2204 kJ/mol
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原子半径
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176 pm
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共有結合半径
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192 ± 7 pm
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その他
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結晶構造
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六方晶系
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磁性
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常磁性
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電気抵抗率
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(r.t.) (poly) 814 nΩ⋅m
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熱伝導率
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(300 K) 16.2 W/(m⋅K)
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熱膨張率
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(r.t.) (poly) 11.2 μm/(m⋅K)
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音の伝わる速さ (微細ロッド)
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(20 °C) 2760 m/s
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ヤング率
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64.8 GPa
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剛性率
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26.3 GPa
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体積弾性率
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40.2 GPa
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ポアソン比
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0.231
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ビッカース硬度
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481 MPa
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ブリネル硬度
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746 MPa
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CAS登録番号
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7440-60-0
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主な同位体
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詳細はホルミウムの同位体を参照
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ホルミウム (英: holmium [ˈhoʊlmiəm]) は原子番号67の元素。元素記号は Ho。希土類元素の一つ(ランタノイドにも属す)。
名称
ペール・テオドール・クレーベが名付けた。ストックホルムのラテン名 holmia にちなむ。
性質
銀白色の金属で、常温、常圧での安定構造は六方最密充填構造 (HCP)。比重は8.80、融点は1461 °C、沸点は2600 °C(融点、沸点とも異なる実験値あり)。
空気中で表面が酸化され、高温下で全体が燃えて酸化物になる。水にゆっくりと溶ける。酸に易溶。ハロゲンと反応する。安定な原子価は3価。希土類金属で最大の磁気モーメントを持つ[1]。
用途
希少で高価なこともあり、あまり利用されていないが、YAGレーザーの添加物として利用される[2]。
歴史
1878年に、マーク・ドラフォンテーヌとジャック・ソレのスイス人グループが、1879年にスウェーデン人のペール・テオドール・クレーベが各々独立に発見した。
1911年に、完全な単体として得られた。
同位体
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
ホルミウムに関連するメディアがあります。