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前谷地駅

前谷地駅
駅舎(2015年7月)
まえやち
Maeyachi
地図
所在地 宮城県石巻市前谷地字中埣[1]
北緯38度30分44.02秒 東経141度11分37.2秒 / 北緯38.5122278度 東経141.193667度 / 38.5122278; 141.193667座標: 北緯38度30分44.02秒 東経141度11分37.2秒 / 北緯38.5122278度 東経141.193667度 / 38.5122278; 141.193667
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 マエ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[2]
乗車人員
-統計年度-
(BRT)-2023年-
12人/日(降車客含まず)
開業年月日 1912年大正元年)10月28日[2][3]
乗入路線 3 路線
所属路線 石巻線
キロ程 12.8 km(小牛田起点)
涌谷 (6.6 km)
(4.3 km) 佳景山
所属路線 気仙沼線
キロ程 0.0 km(前谷地起点)
[* 1](涌谷) (- km)
(3.2 km) 和渕
所属路線 気仙沼線BRT
キロ程 0.0 km(前谷地起点)
(17.5 km) 柳津
備考 無人駅[1][4][新聞 1]自動券売機 有)
  1. ^ 一部の列車が小牛田駅まで乗り入れ。
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前谷地駅(まえやちえき)は、宮城県石巻市前谷地字中埣(なかぞね)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の[2]ならびにバス停留所である。

鉄道駅としては石巻線気仙沼線が乗り入れ、このうち石巻線を所属線としている[3]。気仙沼線は当駅を線路名称上の起点としているが、一部の列車は石巻線を通して小牛田駅まで乗り入れている。

バス停留所としては気仙沼線BRTの起点となっている。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅である[2]。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。

小牛田統括センター(小牛田駅)が管理する無人駅である[4][新聞 1]。2020年(令和2年)3月14日までは、JR東日本東北総合サービスが駅業務を受託する業務委託駅であった。駅舎内には自動券売機ならびに、ロケーションシステムが石巻線用と気仙沼線BRT用でそれぞれ設置されている。

2015年(平成27年)には気仙沼線BRTの当駅への延伸に伴い、乗降場が駅前に設置されている。当駅で石巻線と気仙沼線BRTを乗り継いだ場合、BRTの当駅 - 柳津駅間は鉄道運賃が通算される。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 石巻線
気仙沼線含む)
上り 小牛田方面[8]
2 石巻線 下り 石巻女川方面[8]
気仙沼線 柳津方面[8]
3 石巻線
気仙沼線含む)
上り 小牛田方面[8]
石巻線 下り 石巻・女川方面[8]
気仙沼線 柳津方面[8]
  • 当駅始発は3番線(ただし、気仙沼線初列車のみ2番線)を使用。
  • 乗務員休憩所が設置されている。
  • 夜間滞泊の設定はなく、石巻線下り終列車(当駅止まり)ならびに石巻線上りと気仙沼線のいずれも初列車(当駅始発)は、小牛田駅 - 当駅間を回送運用される。

利用状況

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)のBRTの1日平均乗車人員12人である[BRT 1]。鉄道の利用状況については無人化のため、現在は公表されていない。

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員
年度 鉄道 BRT 出典
定期外 定期 合計
2000年(平成12年)     334 未開業 [鉄道 1]
2001年(平成13年)     317 [鉄道 2]
2002年(平成14年)     299 [鉄道 3]
2003年(平成15年)     274 [鉄道 4]
2004年(平成16年)     261 [鉄道 5]
2005年(平成17年)     247 [鉄道 6]
2006年(平成18年)     236 [鉄道 7]
2007年(平成19年)     237 [鉄道 8]
2008年(平成20年)     227 [鉄道 9]
2009年(平成21年)     205 [鉄道 10]
2010年(平成22年)     180 [鉄道 11]
2011年(平成23年) 非公表
2012年(平成24年) 42 132 174 [鉄道 12]
2013年(平成25年) 43 130 173 [鉄道 13]
2014年(平成26年) 40 119 160 [鉄道 14]
2015年(平成27年) 44 121 166 30 [鉄道 15][BRT 2]
2016年(平成28年) 47 114 162 29 [鉄道 16][BRT 3]
2017年(平成29年) 45 118 163 28 [鉄道 17][BRT 4]
2018年(平成30年) 41 120 161 17 [鉄道 18][BRT 5]
2019年(令和元年) 非公表 17 [BRT 6]
2020年(令和02年) 8 [BRT 7]
2021年(令和03年) 14 [BRT 8]
2022年(令和04年) 7 [BRT 9]
2023年(令和05年) 12 [BRT 1]

駅周辺

元の河南町の中心集落である。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
石巻線
涌谷駅 - 前谷地駅 - 佳景山駅
気仙沼線(小牛田駅 - 当駅間は石巻線)
涌谷駅 - 前谷地駅 - 和渕駅

隣の停留所

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線BRT
前谷地駅 - 柳津駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c d 駅の情報(前谷地駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、27頁。 
  3. ^ a b c d e f 石野 1998, p. 481.
  4. ^ a b c 業務部速報(提案「白石駅 駅業務委託の拡大について」)” (PDF). JREU仙台地本業務部 (2020年2月7日). 2020年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月25日閲覧。
  5. ^ 『逓信省告示第169号』大正3年3月20日官報第491号3ページ
  6. ^ 石野 1998, p. 483.
  7. ^ 「日本国有鉄道公示第52号」『官報』1982年6月5日。
  8. ^ a b c d e f JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(前谷地駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月4日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ 気仙沼線BRT運行区間の前谷地駅延伸について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道盛岡支社、2015年4月23日。オリジナルの2020年6月20日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200620151343/http://jr-sendai.com/upload-images/2015/04/brt.pdf2020年11月7日閲覧 
  2. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月11日閲覧 

新聞記事

  1. ^ a b c 石巻かほく)JR3駅を無人化 石巻線の渡波、前谷地が先行 仙石線・陸前小野は来月」『石巻かほく』三陸河北新報社、2020年3月20日。オリジナルの2020年3月20日時点におけるアーカイブ。2020年5月25日閲覧。

利用状況

鉄道
  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月18日閲覧。
BRT
  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月8日閲覧。
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月18日閲覧。
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  7. ^ BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
  8. ^ BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月2日閲覧。
  9. ^ BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日閲覧。

参考文献

  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

外部リンク

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