包蘭線
包蘭線(ほうらんせん)は、中華人民共和国の国鉄鉄道路線。内モンゴル自治区包頭市と甘粛省蘭州市を連絡する。全長は990km。 概要京包線の西への延長路線として建設された。京包線と併せて隴海線同様に東西を結ぶ重要幹線である。包頭からほぼ黄河に沿って走り、恵農から寧夏回族自治区に入り、銀川市を経由して乾塘を超えて甘粛省に入り蘭州に至る。宝中線と併せ、寧夏回族自治区の動脈である。中衛から乾塘にかけてはトングリ砂漠の辺縁を通り、中国で初めての砂漠を走る鉄道となった。様々な防砂、治砂処置に対して、1987年に中国国家科学技術進歩特等賞を受賞した。包頭~恵農間と中衛~乾塘間が複線である[1]。残る区間も複線化し、更に高速化する計画がある[2]。起点から423.0km(落石灘~恵農間)までがフフホト局、そこから終点までが蘭州局に属している[3]。 歴史
接続路線
主要駅一覧包頭 - ウラド前旗 - 五原 - 臨河 - バヤンゴル - 烏海 - 烏海西 - 恵農 - 石嘴山 - 平羅 - 銀川 - 青銅峡 - 中寧 - 中衛 - 乾塘 - 景泰 - 白銀西 - 皋蘭 - 蘭州 出典
外部リンク
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