松庵
松庵(しょうあん)は、東京都杉並区の町名[5]。現行行政地名は松庵一丁目から松庵三丁目[5]。 地理杉並区の西南部に位置する。北辺はJR東日本中央線を含み、これを境に西荻北・武蔵野市吉祥寺東町に接する。西部は武蔵野市吉祥寺南町に接する。南部は杉並区久我山に接する。南東部は宮前、東部は西荻南に接する。二丁目と三丁目との境を五日市街道が、また一丁目と二丁目の間を井の頭通りがそれぞれ横断している[5]。主に住宅地として利用される。北端には中央線の西荻窪駅が置かれている。南部では京王井の頭線・三鷹台駅及び久我山駅が利用可能な範囲にある。五日市街道沿いなどにバスの便もあり、これを利用する者もいる。 河川かつては地内に松庵川が流れていたが、現在は暗渠化されている。 地価住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、松庵2-14-10の地点で63万5000円/m2となっている[6]。 歴史開発当初は松庵新田と称し、正徳・享保期より松庵村となった。1889年(明治22年)より高井戸村の大字。1932年(昭和7年)杉並区松庵北町・松庵南町に分かれる。1969年(昭和44年)両町及び西高井戸一・二丁目に松庵一~三丁目が成立した[5]。 地名の由来江戸時代にこの地の開拓を指導した医師・荻野松庵に因んでいる。円光寺の住職とする説もある。 世帯数と人口2024年(令和6年)3月1日現在(杉並区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2016年1月時点)[13]。
交通鉄道バス
道路事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
施設史跡出身者その他日本郵便脚注
外部リンク
※吉祥寺東町は線路脇の一点で僅かに接する。 |