橋本萬右衛門 (参議院議員)

2代 橋本 萬右衛門（はしもと まんうえもん、1892年（明治25年）6月5日^[1] - 1950年（昭和25年）12月27日^[1][2]）は、昭和期の実業家、政治家。貴族院議員、参議院議員（2期）。幼名・鉄吉^[1][3]。

福島県安積郡郡山町（現郡山市）で、先代萬右衛門の長男として生まれる^[1][3]。安積中学校（現福島県立安積高等学校）で学んだ^[2]。1935年（昭和10年）以降、橋本合名会社、北日本商会など各社長、日本赤十字社本社、帝都高速度交通営団各評議員、郡山商工会議所会頭、郡山開成学園理事長、郡山ロータリークラブ会長などを歴任する^[2]。

1946年（昭和21年）補欠選挙に貴族院多額納税者議員に選出され、同年9月17日に就任し^[4]、同成会に所属し1947年（昭和22年）5月2日の貴族院廃止まで在任した^[2]。

1947年、貴族院廃止とともに第1回参議院議員通常選挙で福島地方区から民主党公認で立候補して初当選。続く1950年の第2回参議院議員通常選挙でも再選された。しかし、同年12月27日に死去した。

• 述『郡山の今昔を語る』己亥会、1941年。

• 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
• 『福島県史 第22巻 (各論編 8 人物)』福島県、1972年。
• 福島民報社編『福島大百科事典』福島民報社、1980年。
• 『議会制度百年史 - 貴族院･参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。

表 話 編 歴 福島県選挙区選出参議院議員(1947年 - )
第1回 （定数4）	松平恆雄↓ 油井賢太郎 石原幹市郎↑ 3年議員 橋本萬右衛門 田中利勝
偶数回 定数2 第2回 橋本萬右衛門↓ 木村守江 松平勇雄↑ 第4回 大河原一次 松平勇雄 第6回 松平勇雄 大河原一次 第8回 鈴木省吾 松平勇雄 第10回 野口忠夫 鈴木省吾 第12回 八百板正 鈴木省吾 第14回 鈴木省吾 八百板正 第16回 鈴木省吾 佐藤静雄 第18回 佐藤雄平 岩城光英 第20回 佐藤雄平↓ 岩城光英 増子輝彦↑ 第22回 増子輝彦 岩城光英 奇数回 定数2 第3回 石原幹市郎 田畑金光 第5回 石原幹市郎 田畑金光 第7回 石原幹市郎 村田秀三 第9回 村田秀三 棚辺四郎 第11回 村田秀三 鈴木正一 第13回 佐藤栄佐久↓ 村田秀三↓ 添田増太郎↑ 石原健太郎↑ 第15回 会田長栄 石原健太郎↓ 太田豊秋↑ 第17回 太田豊秋 和田洋子 第19回 太田豊秋 和田洋子 第21回 金子恵美 森まさこ
定数1 （第23回以降）	奇数回 森まさこ 偶数回 増子輝彦 星北斗
↓：途中辞職、失職、在職中死去など、↑：補欠選挙で当選。