週刊コミックバンチ |
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愛称・略称 |
バンチ、CB |
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ジャンル |
青年向けコミック誌 |
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読者対象 |
青年 |
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刊行頻度 |
週刊 |
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発売国 |
日本 |
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言語 |
日本語 |
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出版社 |
新潮社 |
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刊行期間 |
2001年5月 - 2010年8月 |
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レーベル |
バンチ・コミックス |
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『週刊コミックバンチ』(しゅうかんコミックバンチ)は、かつて新潮社が発行していた日本の週刊青年漫画雑誌。2001年5月創刊、2010年8月に休刊。『月刊コミック@バンチ』、『月刊コミックゼノン』の2誌が後継誌である。
沿革
『週刊少年ジャンプ』(集英社)の元編集長堀江信彦、同誌に連載を持っていた漫画家の原哲夫、北条司、次原隆二らが、新潮社をパートナーとして2000年に株式会社コアミックスを設立し、翌2001年5月15日に創刊。編集等はコアミックスが行っていた。
創刊号の前に、「準備号」として、北条や原らのインタビューと描き下ろしイラストを掲載した創刊0号が無料配布された。発売日は創刊当時は火曜日で、2002年24号から金曜日に変更された。
刊行停止から新雑誌創刊へ
2010年6月25日、同年8月27日発売の2010年39号を以てコアミックスによる編集業務を終了し、一旦刊行を停止する旨を発表した。この時点では同年秋にコアミックスが新たな漫画誌を創刊[1]、新潮社も同年内を目処に本誌のリニューアル創刊をそれぞれ予定していると発表した[2]。
同年8月27日、第39号で予定通り休刊となった。新潮社は休刊号で、2011年1月21日に『月刊コミック@バンチ』を創刊すると発表した。一方コアミックスは同社公式サイトで、徳間書店を新たなパートナーとして2010年10月25日に新雑誌『月刊コミックゼノン』を創刊すると発表した[3]。両誌とも予定通り創刊された。
特徴
原哲夫、北条司、次原隆二といった、かつての『週刊少年ジャンプ』黄金期を支えた作家らによる作品を主軸にし、その当時同誌の愛読者だった層をメインターゲットにしていた。また賞金総額1億円という漫画賞「世界漫画愛読者大賞」を2回行い、本誌での有力な連載作家を募集・発掘して購買層の拡大を狙った。
コアミックスは新潮社から刊行されている小説を漫画化する権利やノウハウを保持していることを謳っており、『眠狂四郎』『ブレイブ・ストーリー』等が連載された。
『サムライ刑事』『山下たろーくん〜うみとそらの物語〜』など、一部の作品は単行本が最終巻まで刊行されなかったが、電子書籍版では完結している[4]。
歴代編集長
- 堀江信彦:2001年1号(創刊号) - 2004年31号
- 樫村行弘:2004年32号 - 2007年7号
- 持田修一:2007年8号 - 2010年39号(休刊号)
連載作品
- 凡例
- 開始・終了号については年数と号数を「.」で区切り、合併号については「/」を使って示す。
- 2001年1号 → 2001.01
- 2001年13・14合併号 → 2001.13/14
- 最終更新時に連載中の作品については太字で表記。
- デフォルトでの表示順は連載開始順。開始号が同じものについては五十音順とした。なお、作品名などの冒頭にある平仮名はソートを正しく行なうための便宜的な物です。
- 途中に長期休載を挟んだ「レストアガレージ251車屋夢次郎」と「アタック!!」については、休載前を1期・連載再開後を2期としてデータを二つに分けている。
- 可視性向上のため、一部の長い名称については便宜的な略称を用い、備考欄に正式な名称を記載している。略称を用いたものについては※を記載。
- 以下の作品検索用目次は、昇順ソート時にソート対象に対してのみ有効に機能する。デフォルトでは連載開始号順となっているため年順目次が「開始」にのみ有効であり、同じ年順ではあっても「終了」に対しては正しく機能しない。「終了」で昇順ソート時には、同じ目次が「終了』にのみ機能し、「開始」には機能しなくなる。なお、見出し行最左列の▲をクリックすると、作品検索用目次に戻ることができる。
映像化
アニメ作品
本誌から移籍後のテレビアニメ化作品だと『BTOOOM!』、『義風堂々 直江兼続 -前田慶次月語り-』(原作は「月語り」が「酒語り」になった)がある。
実写作品
オリジナルビデオ
作品
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発売年
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制作
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備考
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バウンティハンター
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2011年
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メディア・ワークス
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本誌から移籍後のテレビドラマ化作品だと『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』、『エンジェル・ハート』(原作は「2ndシーズン」になった)がある。
発行部数
- 創刊号の印刷部数は72万部で、実売率は80パーセントに達した[5]。創刊後1年間、50万部の部数を保った[5]。
- 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 259,271部[6]
- 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 238,568部[6]
- 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 214,190部[6]
- 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 201,989部[6]
- 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 182,672部[6]
発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会)
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1 - 3月 |
4 - 6月 |
7 - 9月 |
10 - 12月
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2008年
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182,704 部 |
177,284 部 |
173,513 部
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2009年
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171,038 部 |
163,605 部 |
157,791 部 |
151,309 部
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2010年
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147,359 部 |
140,113 部 |
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脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク