駿台予備学校
駿台予備学校(すんだいよびがっこう)は、東京都千代田区神田駿河台に本部を置く、日本の大手予備校。略称は駿台予備校(すんだいよびこう)、駿台(すんだい)。駿台グループの中心を担う。 許認可の関係上、校舎によって学校法人駿河台学園、駿台教育振興株式会社のいずれかに属する。旧称は駿台高等予備校。キャッチコピーは「第一志望は、ゆずれない。」。本部所在地は東京都千代田区神田駿河台。 なお、厳密に「駿台予備学校」とは「学校法人駿河台学園」が運営する専修学校または各種学校をいい、「駿台教育振興株式会社」が運営するものについては「駿台○○校」または「駿台予備校」、「駿台現役フロンティア○○校」というが、本項では一括して取り扱うこととする。しばしば「生徒の駿台」と呼ばれる[1]。 また本項ではこのほか、海外校を運営する「駿台国際教育センター」や、受験塾である「駿台中学部」「駿台高校部」「駿台個別教育センター」についても取り扱う。 概要学校法人駿河台学園、学校法人駿台甲府学園、駿台教育振興株式会社(旧・駿台教育文化センター株式会社)、駿台文庫株式会社等のグループ関連法人は、事実上一体的に運営されており、人事採用や異動も一括して行われている。学校法人駿河台大学(駿河台大学、駿河台大学第一幼稚園)や学校法人駿台甲府学園(駿台甲府小学校・中学校・高等学校)とは姉妹関係にあり、駿台グループを形成している。 なお、東京都北区に所在する旧制商業学校の駿臺商業学校(旧制)を起源とする「学校法人駿台学園」(駿台学園中学校・高等学校)とは無関係。 沿革
校舎一覧駿台予備学校(専修・各種学校)専修学校・各種学校ともに「駿台予備学校○○校」が正式名である。 専修学校(一般課程)
各種学校
駿台教育振興運営校駿台かつて首都圏に設置されていた各校(立川校、町田校、千葉校、津田沼校、柏校)は前述のとおり専修学校化し、「駿台予備学校」となっている。
駿台現役フロンティア現役生のみを対象とする。
全国入試模試センター1982年設立[15]。駿台予備学校が開催する模擬試験に関連する業務を取り扱っている。 平成15年度センター試験成績データ流出事件2003年1月25日、駿台予備学校は同校の提供する合格判定サービス「インターネット選太君」が第三者によって成績データを取得できる状態であった事を公表し、同サービスを停止した。同サービスはクライアントソフトがサーバ上の成績データをFTPプロトコルで取得する仕様だが、各高校の利用するパスワードは共通であり、またサーバ側にもクライアントによってアクセス範囲を制限する機構がなかった。 この影響で駿台に自己採点データを提出した受験者の個人情報(カナ、高校名、クラス名、出席番号など)と全科目の自己採点結果19万7,000人分が流出したとされる。 駿台国際教育センター駿台国際教育センターは、駿台の海外校と帰国生クラス(お茶の水に設置)の運営をしている。
駿台中学部・高校部系列会社の駿台教育振興株式会社が運営する学習塾。旧称・駿台リンデンスクール。 駿台中学部→詳細は「駿台中学部」を参照
駿台高校部難関国公私立大、および国公私立大医学部を目指す。 →詳細は「駿台高校部」を参照
校舎中学部・高校部共通である。 首都圏
関西地区
駿台個別教育センター駿台中学部・高校部と同じく、系列会社の駿台教育振興株式会社が運営する個別指導塾。 →詳細は「駿台個別教育センター」を参照
校舎関東地区
関西地区
東北地区
東海地区
九州地区
主な講師駿台や同生徒の間では講師の敬称を「先生」ではなく、「師」とすることもある。[16]
元講師
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
|