ニューオータニイン横浜プレミアム
ニューオータニイン横浜プレミアム(ニューオータニインよこはまプレミアム)は、神奈川県横浜市中区に所在するニューオータニグループのホテルである。 1977年から2006年2月まで黄金町エリア(中区末吉町)で営業していた「ニューオータニイン横浜」についても本稿で触れる。現存する施設は2010年3月、みなとみらい地区(28街区)に開業したもの。 ニューオータニイン横浜プレミアム(2010年-)概要2010年3月に「ニューオータニイン横浜」として開業、2017年より「ニューオータニイン横浜プレミアム」に改称[1]。 桜木町1丁目に大谷工業系のテーオーシーによって竣工した複合テナントビル「TOCみなとみらい」(現:ヒューリックみなとみらい)のホテル棟を賃借する形で開業した。ニューオータニグループでは、ホテルニューオータニ幕張以来17年ぶりの新規開業施設である。 なお、ニューオータニの公式プレスリリースでは、2006年2月まで営業された先代(黄金町)の「ニューオータニイン横浜」については触れておらず、パレスホテルやキャピトル東急ホテルのようなリバイラル(復活)開業とは異なる模様である。ただし、「プレミアム」が付くまでロゴマーク・名称は先代と同一で、公式サイトURLも同じものを引き継いでいる。 客室構成
環境対策
交通アクセス→「ヒューリックみなとみらい § 交通アクセス」を参照
ニューオータニイン横浜(1977年-2006年)
京急本線の黄金町駅と阪東橋交差点(阪東橋駅)の中間にある大岡川を跨ぐ太田橋の傍に所在する「横浜東亜観光ホテル」を、1977年にオーナーの不二サッシグループからニューオータニが買収。子会社として新設した株式会社ニューオータニイン(現在のHRTニューオータニの前身の一部)によって、「ニューオータニイン横浜」として運営を開始した。 客室数はシングルとツインを主体とした計181室(2005年時点)である。レストランとティーラウンジを擁していた。 1987年の大崎ニューシティ(敷地の一部はテーオーシーの所有地である)の開発に伴い開業した「ニューオータニイン東京」は、当初から横浜の運営会社として設立されたニューオータニインによる経営である。 伊勢佐木町6丁目(伊勢佐木モール)の外れである黄金町界隈に至近であるが、周囲はマンションなどの住宅街となっている。また、黄金町駅から太田橋を渡って徒歩2分強ほどであり、京急本線利用での横浜駅や上大岡駅へは10分圏内であるほか東京国際空港へも直通している。反対方向へ4分ほど歩くと阪東橋駅があり、馬車道(関内駅)や桜木町駅、新横浜駅方面へのアクセスが可能である。 2006年2月を以て、施設の老朽化や集客の減少などを理由に「ニューオータニイン横浜」としての営業を終了し、ウィークリーマンション東京(現:マイステイズ・ホテル・マネジメント)へ売却された。 建物は取り壊されずに、約半年をかけて建物の耐震補強工事と内装の全面改装(ユニットバスは除く)、外壁の塗り直しが施され、2006年10月1日にビジネスホテル「ホテルマイステイズ横浜」として開業。現在も営業中である。なお、代表電話番号はニューオータニイン時代のものを継承している。 脚注
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