レゴランド・ディスカバリー・センター東京
レゴランド・ディスカバリー・センター東京(レゴランド・ディスカバリー・センターとうきょう、LDC東京)は、デックス東京ビーチの6階と7階にあるレゴブロックの屋内型テーマパーク。世界7カ国に17ヶ所あるレゴランド・ディスカバリー・センターの一つ[1]。 概要当初は2002年に千葉市美浜区の幕張海浜公園に世界で4番目のレゴランドが開園予定だったが、不況の影響で出資企業が集まらず幕張のレゴランド誘致計画は2003年に断念、正式撤退された。その後、2012年6月15日に、デックス東京ビーチの台場小香港の跡地において開業した。レゴ教室やレゴを使った乗り物や有名な建造物をレゴで再現した「MINILAND」がある。 2015年4月開業の「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」や2017年7月開業の「レゴランド・ジャパン・リゾート(愛知県名古屋市)」は、同じ運営会社(マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン)の別の施設である。 全世界のレゴランド・ディスカバリー・センターの規則に合わせ、中学生までの子どもの同伴がない場合、大人のみでの入場はできない(特別なイベント時を除く)[2]。 園内施設
不祥事レゴランド・ディスカバリー・センター東京において、2018年4月21日に同センターを訪れた、全員が聴覚障がい者である家族とその子どもの友人がセンター側から聴覚障がいを理由に入場を断られていた事が判明した[7][8][9]。 これは緊急時の避難誘導の際にスタッフの誘導の呼びかけが聞こえないためという理由で、当時のウェブサイトにその説明が書かれていたが、同年代の健常者の子どもが入場出来ていたのに対して、訪問していた子ども達が自分が入場出来ない事にショックを受けた事から、全日本ろうあ連盟[10](東京都新宿区)に相談し、連盟は障害者差別解消法[11]第3章(事業者における障害を理由とする差別の禁止)に該当するのではないかと判断して、国や、施設のある港区に対応を求めた。その結果、経済産業省より同法に違反するとして、センターを運営するマーリン・エンターテイメンツ・ジャパンに対して口頭による注意を行った。また、日本におけるレゴランドでの今回問題となった規定が、そもそものマーリン・エンターテイメンツ社における世界共通のポリシーとして明記されている「あらゆる障がいをお持ちの方も施設内にご入場いただけます。障がいをお持ちの方のみのご入場も例外ではありません」という内容にも反していた事から、運営会社のマーリン・エンターテイメンツ・ジャパン側が謝罪する事態となった[12]。 現在のウェブサイトにおいては、該当部分の表記が削除された上でスタッフのサポート等を充実させている旨の記載に変更されている[13][14]。また、事態発覚後からしばらくの間、同ウェブサイトにはセンター側からの謝罪文が掲載されていた[12]。 脚注
外部リンク
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