四国横断自動車道四国横断自動車道(しこくおうだんじどうしゃどう)は、四国地方を横断する国土開発幹線自動車道(国幹道)の路線名である。高速自動車国道としては阿南市から四万十市に至る阿南四万十線と南宇和郡愛南町から大洲市に至る愛南大洲線の2路線の路線から成る。略称は四国横断道(しこくおうだんどう)。 四国縦貫自動車道とも結び四国8の字ネットワークの一部を構成するとされているものの、阿南四万十線と愛南大洲線は直接接続していない。 高松市内の道路は、土木学会デザイン賞 2003 優秀賞 受賞。 概要国土開発幹線自動車道建設法では、以下のとおりとされている。
高速自動車国道の路線を指定する政令では、以下のとおりとされている。
これらについて、営業中・事業中路線の道路名に区分すると以下のようになる。※は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路。
各区間の詳細およびインターチェンジなどについては各道路の項目を参照。 沿革
佐賀 - 四万十佐賀 - 四万十は高知県幡多郡黒潮町から同県四万十市に至る区間である。前後の区間である窪川佐賀道路、中村宿毛道路同様、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路として完成2車線での建設が計画されている。2013年度に計画段階調査に着手し、2015年(平成27年)3月に全線自動車専用道路とする案が採択され、同年8月より事業化に向けて環境影響評価手続が開始された[5]。 2017年(平成29年)1月27日には当区間の都市計画決定が行われ[6]、このうち黒潮町佐賀から同町入野に至る14.0 kmの区間が同年4月に佐賀大方道路として事業着手された[7]。また、残る区間も2019年(平成31年)3月に大方四万十道路として事業化された[8]。 高速道路ナンバリングでは、高知自動車道(高知IC - 須崎東IC、須崎西IC - 四万十町中央IC)・松山自動車道(松山IC - 大洲IC、大洲北只IC - 宇和島北IC)・須崎道路・窪川佐賀道路・中村宿毛道路・津島道路・宇和島道路・大洲道路と併せて「E56」が割り振られている。 歴史
インターチェンジなど
宿毛 - 愛南高知県宿毛市から愛媛県南宇和郡愛南町へ至る区間。長らく予定路線区間のまま事業化のめどが立っていなかったが、2019年(平成31年)2月7日に全線自動車専用道路を建設する方針・概略ルートが決定し[12]、2022年度(令和4年度)に宿毛新港IC - 一本松ICの間と御荘IC - 内海ICの2区間がそれぞれ 一般国道56号宿毛内海道路(宿毛新港〜一本松)、同・宿毛内海道路(御荘〜内海)として事業化された[13][14]。また、2024年度には宿毛和田IC - 宿毛新港IC間と一本松IC - 御荘IC間がそれぞれ 一般国道56号宿毛内海道路(宿毛和田~宿毛新港) 、 同・宿毛内海道路(一本松~御荘) として事業化された。
脚注出典
関連項目外部リンク |