日本大学三島高等学校・中学校
日本大学三島高等学校・中学校(にほんだいがくみしまこうとうがっこう・ちゅうがっこう)は、静岡県三島市にある日本大学付属の私立中学校・高等学校である。略称は「日大三島」(にちだいみしま)。日本大学国際関係学部、日本大学短期大学部が同敷地内にある。 概要日本大学三島高等学校 2022年度より新コース制に移行し、Nsコース(総合進学コース)Acコース(アカデミックコース)Glコース(グローバル留学コース)Atコース(アスリートコース)の4つのコースに分かれる。基本は入学試験の時点でコースを選択して受験することとなるが、第2学年進級時に一部のコース間での変更が可能である。ただし、Acコースへの編入については特定の学業成績を満たす必要がある。2016年から生徒1人につき1台の環境でiPadを導入し、ICT活用能力の向上に加え、情報モラルや情報リテラシーを身につける教育活動を行なっている。 制服は男女ともにピンクグレー(実際は白に近いグレー)のブレザーであり、ネクタイ(男子:緑、女子:赤)、アーガイル柄のスラックス(男女)又はスカート(女)、セーター(白と黒があり女子は必須、男子は任意)、白色のシャツを着用する。ブレザーにつける校章のピンバッチの色(赤、青、黄の3年間持ち上がり)により学年を識別する。夏季は男子は薄水色のストライプ柄のシャツに青色のスラックス、女子は薄ピンクのストライプ柄のシャツにベストと赤色のリボン、ライトグレーのスカート又はスラックスを着用する。夏服は襟の部分にある刺繍の色により学年を識別する。2022年から新制服に変更された。 大学の付属高校という環境もあり、日本大学への内部進学生が多数を占めているが、他大学を目指すコースの設置(アカデミックコースは原則として医学部、法学部、歯学部、松戸歯学部、薬学部、生物資源科学部以外の内部進学は認められない)等により、日本大学以外の国公立・私立大学への進学者も増加している。4年制大学現役進学率は90%ほどとなっている。 日本大学三島中学校 高等学校と連携して中高一貫教育を行なっており、校舎は高等学校と同一で、施設も共用である。高等学校と同様に1人1台iPadが導入されている。高等学校に入学するための試験はなく、中学3年間を終了したのち高等学校のAcコース(アカデミックコース)に進み、国公立大学及び難関私立大学を目指す(なお、高等学校進学時、他のコースを選択することも可能)。高等学校と共通する部分が多い一方、中学校独自の行事も多数存在し、高等学校と合同で行う文化祭以外はほぼ独立している。中学3年生で実施される修学旅行は海外に行き、異文化への理解を深める。 制服は男女とも黒のブレザーであり、男子はネクタイ、女子はリボン、スラックス(男女)又はチェック柄のスカート(女)を着用する。夏服はYシャツのほかポロシャツスタイルもあり、活動や気候によって選択が可能である。1984年の春の選抜高校野球出場当時の制服は、男子は黒の金ボタン5個の詰襟学生服、女子はグレーのブレザーと白いブラウスにエンジまたはグリーンの棒ネクタイに紺のスカートだった。 教育理念・目標
「日本大学の目的および使命」に基づき、豊かな自然環境と恵まれた教育環境の中で、教育理念である「自主創造」の精神を育み、世界の進展に適応し、「自由と規律」を重んじ、世界の平和と人類の福祉に貢献する人間を育成することを教育の基本方針とする。
沿革
アクセス三島駅から徒歩15分 部活動
学校行事毎年6月に大規模な文化祭(桜陵祭)が開催されるほか、各学期ごと多くの行事が実施されている。 主な出身者スポーツ芸能その他
脚注関連項目外部リンク |