近藤孝行
近藤 孝行(こんどう たかゆき、1978年6月5日[1] - )は、日本の男性声優。鳥取県出身[1][2]。青二プロダクション所属[2]。 代表作は、『テニスの王子様』(大石秀一郎)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(久川鉄道〈ぽっぽ〉)、『逆転裁判』(成歩堂龍一)、『Paradox Live 』(翠石依織)など[4][5][6]。 来歴小学生の頃から武藤敬司のファンだったという[7]。子供の頃、プロレスラーになろうと、柔道を始める[8]。 学生の頃、バンドなどをしていたため、声や芝居度胸を褒められたことから声優を目指した[9]。 鳥取県に住んでいた時、毎月招待されていた劇団の芝居を観られる会に入り、芝居を観ていたという[10]。そのため演劇も好きであり、芝居をすることにも興味を持っていたという[10]。しかし鳥取では芝居の勉強をするところが無く、「劇団に直接入団することも親は認めてくれないだろう」、「演技の勉強ができる学校に入ろう」と思い、高校卒業後[10]、関西の鉄道会社に勤めたあと[11]、代々木アニメーション学院大阪校を卒業[12]し三ツ矢雄二が主宰していた劇団アルターエゴに入団[10]。舞台活動を経て声優に転職した経歴を持つ[10]。 声優としてのデビュー作は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』[3]。2000年から『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の本田ヒロト役でレギュラー出演していたが、2001年、急病のため入院を余儀なくされ53話より菊池英博に変更になり、そのまま降板(その後、2016年の劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で15年ぶりに復帰)。退院後はアニメ『Dr.リンにきいてみて!』同年9月の放送から仕事に復帰した。 2009年3月に東京俳優生活協同組合を離れ、フリーの期間を挟み、同年6月よりAIR AGENCY所属となる。2017年4月30日付でAIR AGENCYを退所し、再びフリーとなる。2019年4月1日付でBLACK SHIPに所属。2022年3月31日付けでBLACK SHIPを退所[13]、翌4月1日付で青二プロダクションに移籍[14][15]。 特色演じる役柄は、アニメでは二枚目からヒーロー役が多い[10]。 『しろくまカフェ』ではコアラ、ゾウガメ、桐野、カナダヤマアラシと1人4役を演じ分けており、さまざまな声色を自在に使い分けている。 人物趣味は寺社・仏閣巡り、格闘技鑑賞、歴史研究、HIP HOP(ダンス、ラップ)、旅行[2]。好きな言葉は「平和・穏やか・幸せ」[9]。仏教をテーマとした漫画『ナヴァグラハ -DefenD 9 Triggers-』(月刊少年シリウスにて連載)の原作者を小野大輔と2人で務めている。 同じ1978年生まれの声優7名(小野大輔・立花慎之介・福山潤・日野聡・間島淳司・近藤孝行・菅沼久義)で結成されたユニットである「DABA」(正式ではDは反転して表記)の一員[17]。DABA内での名は「フォンドヴォー」[18]。 ラジオ番組・超A&G+『小野大輔・近藤孝行の夢冒険〜Dragon&Tiger』から誕生したダンスボーカルユニット D.A.T(ダット)としても活動。また、小野とは2021年にテクノロジック・ヴォーカルユニット「TRD(トラッド)」を結成、同年6月16日にポニーキャニオンから1stミニアルバム『TRAD』をリリースした[19]。 歌唱力に定評がある[20]。また、作詞能力に定評があり、2016年に開催された『新テニスの王子様』のイベント『テニプリフェスタ2016~合戦~』では、これまでに発表されたテニプリソング800曲超の中からのファン投票コーナー("テニプリソング1/800曲!"[21])において自身が演じたキャラクターのキャラクターソングであり作詞も担当した『恋風』がソロ部門一位と総合部門二位を獲得した[22]。 『逆転裁判』シリーズの主人公・成歩堂龍一をPV等で演じてきた(ゲーム中の音声は『4』までスタッフの巧舟が担当)が、『レイトン教授VS逆転裁判』では実写映画版で演じた成宮寛貴が起用されており、自身にオファーが来なかったことについてショックを受けていた[23]。後に発表された『5』では近藤が再び成歩堂の声を担当している。 出演太字はメインキャラクター。 テレビアニメ
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