LinQ
LinQ(リンク)は、日本の女性アイドルグループ。IQプロジェクト(Uniiique系列)所属。福岡県を拠点に、九州および全国区でも活動しているローカルアイドル。『ご当地アイドル四天王』『ご当地アイドル殿堂入り』の称号を持つ。 本項ではLinQが中心である「IQプロジェクト」の詳細についても記述する。 概要2011年初頭、後に初代リーダーとなる上原あさみ(元HR)と関係者および音楽業界スタッフ達の発起・協力による[1]、福岡県を拠点とするアイドルグループの運営プロジェクトが発足[2]。 同年2月27日、応募総数1,162人のオーディションから選出したメンバーで新グループ「LinQ」を結成する[3]。同年4月17日(日)に、イムズホールのデビュー公演で33人のお披露目。以降、福岡以外にも九州・全国・海外と活動を広げ、日本の代表的なアイドルグループとして定着した[4]。 グループ名も発起人の一人である上原あさみが考案した[5]。意味は「Love in Qushu(九州、Qsyuとも)」の略語であり[6][7][8]、「活動を通じて色々な人や地域・国などを繋げるグループに成り『笑顔の架け橋』になれるように」との願望を籠(こ)め「LinQ」と命名[8]。 2017年夏以降の改編(後述#IQプロジェクト(解体・再開発プロジェクト))によりLinQ本体は縮小したものの、複数のグループからなる「IQプロジェクト」が発足し組織化。LinQはその中核として位置付けられている。
デビューからステージに立った結成メンバー(1期生)は33名であり[9]、#LinQ卒業メンバーに名簿を後述してある。ただしデビュー前には34人の予定を紹介していた地元メディアもあり[1]、さらに1期生の髙木悠未は2021年秋の取材で40人が選ばれデビューしたと答えている[10]。これらを補足すると、オーディション合格者が44人、その中で契約を結んだのが41人、そこから正式なデビューまでに至ったのが当時の33人である。 沿革・略歴結成期 - 旧体制時代(2011年 - 2017年夏)2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年夏
IQプロジェクト期(2017年秋 - 現在)2017年秋
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
LinQ現メンバー
IQプロジェクト(解体・再開発プロジェクト)2016年暮れ、停滞状況にあったグループを再活性化させるため、「現行メンバーでの活動を2017年6月で終了し、メンバーを入れ替えて再出発する」ことが明らかにされた[125]。 その内容は、
というものである。目標が達成されたと判断された場合のみ、LinQに残れなかったメンバーによる新たなプロジェクト2つ(上述の新グループ及びエンタテインメント集団)をスタートさせ、これらとLinQを合わせ「IQ(アイドル九州)プロジェクト」とするとしている。 プロジェクトリーダーには立ち上げに携わった上原あさみが起用され、その進捗状況についてはYouTubeのavex公式チャンネルで動画により公開されている。この中で既に8期生オーディションが終わったことも明かされた。 プロジェクトの沿革2017年 - 2023年
IQPファミリートキヲイキル主に舞台を中心とするエンターテインメント集団および、ガールズ演劇ユニット。正式名トキヲイキル from IQプロジェクト。IQプロジェクト発足に伴い、2017年8月20日をもってLinQを卒業したメンバーで構成。後には新規メンバーも加え、音楽活動も展開している。 →詳細は「トキヲイキル」を参照
CHiSEMiKU(ちせみく)LinQ卒業後に結成した、深瀬智聖と一ノ瀬みくによるダンス&ボーカルのデュオユニット。2人はLinQ卒業時に「LinQ Legend」(LinQ永久欠番)の称号を受けたものの[36]、再編に伴い「IQプロジェクト」に編入された。2021年3月末をもって一ノ瀬が退所し活動休止。2023年夏から散発的な活動で再開。
HelloYouth(ハローユース)IQプロジェクトに於いて「LinQに対抗できる新グループ」として位置づけられた新ユニット。2018年7月29日に結成が発表され[56]、全員が非LinQ出身者(ジョブ・ネット研究生からの昇格組)である。 →詳細は「HelloYouth」を参照
結音 YUION結音 YUION(ゆいおん)は、「IQプロジェクト」と東京・秋葉原を活動拠点するプロダクション「ディアステージ(#DSPM)」との共同プロジェクト・ディアIQから発足した東福合同ユニット。本体・東京チーム・福岡チームの三形態で活動している。 →詳細は「結音 YUION」を参照
ソロアーティストLinQ卒業後も残留し「IQプロジェクト」の礎を築いているソロのメンバー。
IQプロジェクト研究生(BudLaB)IQプロジェクトの育成部門。傘下に選抜ユニット「BudLaB」(バドラブ)がある。 2014年にジョブ・ネット研究生部門が発足し、同10月より研究生公演「Bud Lab」から活動を開始。組織改編の方針により、2018年4月上旬で同体制の活動は終了。改めて「IQプロジェクト研究生」とリニューアルして活動再開している[155]。 →詳細は「IQプロジェクト研究生」を参照
LinQKIDS(リンクキッズ)2016年5月に発足した、小学生以下で編成している年少組の部門。主にバックダンサーを務めたり、イベントなどにも参加。年に一度の発表会がある。将来に向けた人材育成も兼ねており、2020年のIQP昇格審査では出身者から初の正規グループ昇格者(大空莉子・朝日奈凛佳)を輩出するなど[156]、IQプロジェクトの下部組織として機能している。
(※下部組織の特筆性上、降板者は割愛) 【歴代の出身昇格者】(五十音順)
IQPグループ派生ユニットMAGICAL SPEC(マジカルスペック)エンターテイメント集団「トキヲイキル」内に設置した派生グループ。正式名は、MAGICAL SPEC from トキヲイキル。2021年2月末に始動。 →詳細は「MAGICAL SPEC」を参照
LinQ Qty(リンクキューティー)LinQの10代メンバーからなる派生ユニット。2023年4月に結成[157]。 かつて大所帯だった時代のチーム名が復活[158]。中高生メンバーで固めた当時の設定そのままに[159]、新たなるユニットとして発足させた。お披露目と同日にリリースした楽曲(LinQのMカード・シングルとカップリング)でシングルデビューを果たしている。 【歴代ラインナップ】
その他IQPメンバー・スタッフIQプロジェクトの運営に携わっている元メンバーや、ジョブ・ネット所属者。
旧体制時代の派生ユニットSRAM(スラム)2013年11月にデビューした、ロック志向の派生ユニット。音楽イベンター Crazy.Funky.TOMYが協力の元、「めんたいロック」(福岡産ロックの俗称)を継承するユニットとして展開[161]。バックバンドを従え、LinQのメンバーが変名を名乗って活動した。4枚のシングルをリリースしたが、IQプロジェクト発足後に存続自体が不透明になり、メンバーの降板も相次いでいたため自然消滅している。 ユニット名の由来は、福岡出身のロックバンド(S=サンハウス / シーナ&ザ・ロケッツ、R=ルースターズ / ロッカーズ、A=ARB、M=モッズ / モダンドールズ)の頭文字を組み合わせた造語。 【歴代メンバー】
interim(インタリム)2013年、番組の企画から誕生したLinQ1期生によるユニット。企画ユニットゆえにごく短期間の活動で終了していたが、2020年以降から復活し散発的にイベントを企画している。 【メンバー】
LinQ卒業メンバー円満に卒業したメンバーには「ファミLinQ」として“社友”“会友”のように接する。 ジョブ・ネット残留者
退所者
作品シングルCDシングル
デジタルシングル
ミュージック・カード
LinQ Qty名義デジタルシングル
妖ベックス連合軍名義
アルバムオリジナル
ミニアルバム・EP
コンピレーション
参加作品
映像作品
書籍
IQPメンバー作品CHiSEMiKU
桜愛美(在籍中リリースのみ)
大庭彩歌
新木さくら
SRAM
出演テレビバラエティ
ドラマ
特撮ドラマ
映画
アニメ
ラジオ
インターネット
ゲーム
TV / WebCM
周年ライブ「周年ライブ」とは、年間を通したLinQ最大級の単独公演。デビューから○○周年といった節目の時期に、これまでの1年間の総括と次の1年に向けた意欲を目標として毎年開催している。
オーディション
契約者41人、2011年(平成23年)4月17日デビュー時32人。※上原あさみはオーディション前より加入
秋山ありす、秋山あんじぇら、天野なつ、有馬梨帆、池田真亜子、一ノ瀬みく、上原あさみ、大石芽依、奥田敬子、奥村ゆい、岸田麻佑、桐島綾音、坂井朝香、桜愛美、城崎はるな、杉本ゆさ、芹澤怜奈、髙木悠未、瀧内美麗、武村佳子、永未結菜、服部さやか、波音咲、原直子、姫崎愛未、深瀬智聖、福留あやか、藤井利香、松村くるみ、水上笑里、桃咲まゆ、吉川千愛、好野紗亜也
大庭彩歌、志良ふう子、安川蒼月、山木彩乃、伊藤麻希、北山真緒、木村早希、桜庭ゆりな、鶴二慶、瑞稀もえ、由地成美、福山果奈
舞川あや、後藤梨佳子、水野真理菜
福原和泉、新木さくら、MYU、新木こころ →6期生以降は、社内オーディションのIQプロジェクト研究生#歴代の昇格者(卒業メンバー)を参照
関連項目
脚注注釈出典
外部リンク
LinQメンバー
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