TVジョーカーズ笑
『TVジョーカーズ笑』(テレビジョーカーズしょう)は、TBS系列局とテレビ山口(当時フジテレビ系列とのクロスネット局)で放送されていたTBS製作のバラエティ番組である。全9回。TBS系列局では1983年4月17日から同年6月19日まで、毎週日曜 20:00 - 20:54 (日本標準時)に放送。 概要コント、ゲーム、歌などのコーナーで構成。 裏番組にはNHK総合テレビの『徳川家康』、日本テレビの『久米宏のTVスクランブル』、フジテレビの『オールスター家族対抗歌合戦』があり、番組はそれらへの宣戦布告として「家康・久米・欽も真っ青!」なるキャッチフレーズを掲げていた。しかし、全9回の合計平均視聴率は当時のゴールデンタイムでは最低となる2.6%を記録してしまい[1]、1クールで終了。ビートたけしと高田文夫は後にフジテレビ『北野ファンクラブ』内のトークで、この番組の第1回目の視聴率は1.2%だったと発言した (高田曰く「視力検査か!」)。 本番組の放送期間中はプロ野球シーズン真っ只中だったため、『TBS日曜ナイター』(横浜・ナゴヤ・広島の巨人ビジターゲーム)の編成によって番組休止となるケースがあり、さらに中部日本放送 (CBC) は中日の、中国放送 (RCC) は広島の対巨人戦以外のホームゲームをローカル放送していたため、この2局の放送対象地域では番組未ネットになることもあった。 出演者スタッフエンディングテーマエンディングテーマは、大野方栄がジャズスタンダード「恋人よ我に帰れ」に日本語歌詞を付し、カシオペアをバックにして歌った「Eccentric Person, Come Back To Me」。番組のエンディングは、出演者たちがこの曲に合わせてガラスに息を吐きながら面白い顔をするという内容だった。 この曲は、1983年8月24日にアルファレコードから発売された大野のデビューアルバム『マサエ・ア・ラ・モード』(ALR-28050 / 規格:LP)のB面に収録されている。2014年12月10日にBRIDGE-INC.から発売された同アルバムの復刻盤(規格:ブルースペックCD)にも収録されているが、シングルCD化はされていない。 放送リスト
参考:『下野新聞縮刷版』下野新聞社、1983年4月17日 - 同年6月19日付のラジオ・テレビ欄。 脚注
|