トヨタ・UZエンジン
UZエンジンとは、トヨタ自動車のV型8気筒ガソリンエンジンの系列である。バンク角は、90度。シリンダーブロックの製造にトヨタ独自の「吸引鋳造法」が初めて使われた[1]。 初代レクサス・LSのエンジンである[2]。 後継エンジンはURエンジンである。 系譜
バリエーション
1UZ-FE
(1)191kW(260ps)/5,400rpm 353N·m(36.0kg·m)/4,600rpm <1989-1994> (2)162kW(220ps)/4,800rpm 333N·m(34.0kg·m)/4,000rpm <1992-1997> (3)195kW(265ps)/5,400rpm 363N·m(37.0kg·m)/4,600rpm <1994-1997> (4)206kW(280ps)/6,000rpm 402N·m(41.0kg·m)/4,000rpm <1997-2004> (5)221kW(300ps)/ 420N·m(42.8kg·m) 搭載車種
2UZ-FE
(1)173kW(235ps)/4,800rpm 422N·m(43.0kg·m)/3,600rpm (2)212kW(288ps)/5,400rpm 448N·m(45.7kg·m)/3,400rpm 北米向けSUVおよびピックアップトラックに拡大採用された。1UZ-FEをベースにシリンダーブロックをアルミから鋳鉄製に変更して耐久性を向上させており、同時に排気量もアップさせている。排気量はランドローバー・レンジローバーの4.6Lを超えることが目標とされた。外観では、低回転域のトルクを確保するための長い吸気管が特徴。
3UZ-FE
(1)206kW(280ps)/5,600rpm 430N·m(43.8kg·m)/3,400rpm (2)221kW(300ps)/5,600rpm 441N·m(42.8kg·m)/3,400rpm 搭載車種
JGTC→Super GTマシンへの使用
脚注
関連項目 |