伊勢赤十字病院
伊勢赤十字病院(いせせきじゅうじびょういん)は、三重県伊勢市にある医療機関。日本赤十字社三重県支部が設置し、三重県南部における基幹病院の一つである[1]。 当院は、日本赤十字社初の支部病院として病院である[2]。 概要集中治療室(ICU / CCU:8床) 高度治療室(HCU:8床)脳卒中ケアユニット(SCU:6床)新生児集中治療室(NICU:9床)新生児治療回復室(GCU:6床)を備える。 近隣からは、「日赤」や「日赤病院」と称される。2011年(平成23年)12月までは伊勢市御薗町高向にあり「山田赤十字病院」と称した。病院名の冠「山田」は伊勢市北部の旧地名に由来する。2012年(平成24年)1月に既存施設の老朽化・狭隘化により、伊勢市御薗町高向から船江に病院機能を移転。 なお、旧・山田赤十字病院の建物と敷地は、売却が検討され[1]、伊勢市常磐の医療法人全心会伊勢慶友病院の不動産管理法人への売却が決まった[3]。これにより旧山田赤十字病院跡地には2023年(令和5年)春頃をめどに伊勢慶友病院を新築移転する形で新病院「伊勢ひかり病院」が開設される予定である[4]。 旧山田赤十字病院に併設する老人保健施設「虹の苑」については、伊勢赤十字病院の付帯施設となったが病院の移転後も同じ場所で運営されてきた[4]。しかし、施設の効率的な運営や地域福祉の機能保全などから、こちらも2023年4月1日に医療法人全心会に事業譲渡されることになった[4]。2024年5月時点、三重県選挙管理委員会より、不在者投票のできる施設の一つとして指定されている。[5] 現・伊勢赤十字病院山田赤十字病院の老朽化に伴い、東洋紡績(現・東洋紡)伊勢工場の跡地である伊勢市船江一丁目(ミタス伊勢隣接地)に伊勢赤十字病院が建設された[6]。「高度医療の提供」と「職員の就労環境向上」を目的とし、前者はリニアックの導入やPET検査室の新設、後者は医療現場と医局・食堂などの職員専用空間の区分などに現れている[6]。屋上庭園や地域住民向けの多目的ホールなども設けられた[6]。2012年(平成24年)1月4日から診療を開始した[6]。 2ヶ月間隔の輪番制で三重大学医学部附属病院とドクターヘリを共同運行[7]。 旧・山田赤十字病院
沿革
診療科診療科診療協働部門
付帯施設
医療機関の指定等
交通アクセス参考文献
脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク |