西日本空輸
西日本空輸株式会社(にしにっぽんくうゆ、英: NishiNipponAirlines Co.,Ltd.)は、九州地方を中心にヘリコプターを運航し、資材や旅客の輸送、空中架線、送電線の巡視、医療搬送、報道取材の受託受諾などを行っている会社である。1953年(昭和28年)に設立された。九州電力のグループ企業の一つでもある。 概要1953年12月に設立され、同年日本に復帰した奄美群島の取材で初飛行を行う。送電線のパトロールや物資輸送等、親会社の九州電力関連のフライトを軸としながら、1966年公開の『007は二度死ぬ』、1979年公開の『戦国自衛隊』では映画ロケにも協力した。 1965年、ヘリコプター(シコルスキーS61N、S62)を使用して、福岡 - 壱岐、対馬間に旅客輸送を開始、その後定期航空会社の路線就航により撤退した。 1998年5月3日から5日にかけて佐賀空港開港イベントとして開催されたスカイレジャージャパン・イン・佐賀に運航支援、地上展示、デモ飛行、遊覧などに参加。 2002年からはドクターヘリを久留米大学病院を拠点に運航し、2003年からはRKB毎日放送、九州朝日放送(KBC)、福岡放送(FBS)、テレビ西日本(TNC)の在福民放4局の報道ヘリおよび、共同通信社・西日本新聞社などの運航も行っている。 2012年1月に熊本県ドクターヘリ、同年4月に宮崎県ドクターヘリ、同年10月に大分県ドクターヘリ、2014年1月に佐賀県ドクターヘリの運航を開始した。 2020年3月に奈多ヘリポート開設に伴い、本社および福岡基地を同所に移転した。 保有機材2022年時点の保有機材は以下のとおり。
事故・インシデント
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