書肆侃侃房
株式会社書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)は、福岡市を拠点とする日本の出版社。2013年に刊行を開始した新鋭短歌シリーズは短歌界、とくに歌集出版のあり方に革新をもたらした[3][4]。 短歌の新人賞である笹井宏之賞、小説の新人賞であることばと新人賞を主催。 概要文学ムック『ことばと』や、「新鋭短歌シリーズ」「現代歌人シリーズ」「現代短歌クラシックス」などの歌集[5]、海外文学や、紀行ガイドシリーズ「KanKanTrip」を刊行している。 文学ムック『たべるのがおそい』に掲載された今村夏子「あひる」が第155回芥川賞候補、宮内悠介「ディレイ・エフェクト」が第158回芥川賞候補に選ばれる[6]。文学ムック『ことばと』に掲載された千葉雅也「マジックミラー」が第45回川端康成文学賞を受賞する。 創業20周年をむかえた2022年には、『左川ちか全集』などが評価され、第38回梓会出版文化賞を受賞した[7]。 短歌の新人賞「笹井宏之賞」と小説の新人賞「ことばと新人賞」の2賞を主催しているほか、福岡市天神で海外文学と詩歌の書店「本のあるところ ajiro」を運営している。詩人でもある田島安江が創業した[8]。短歌の世界に続々と新風を吹き込み、現在の「短歌ブーム」に至る礎を築いた出版社の一つ[9]。PR誌として「ほんのひとさじ」を発行している。 沿革
主な出版書文学ムック
短歌ムック
短歌
詩俳句・川柳日本文学
海外文学
エッセイ・ノンフィクション
紀行ガイド
脚注
外部リンク
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