福島県道15号小名浜四倉線(ふくしまけんどう15ごう おなはまよくらせん)は、福島県いわき市を通る県道(主要地方道)である。
概要
いわき市小名浜地区と四倉の国道6号を結ぶ。
いわき市中部の海沿いの地域を貫く幹線道路で、新舞子ビーチ、薄磯、豊間の海水浴場や、塩屋崎灯台・沼の内弁財天などの名所をつなぐ。
路線データ
- 起点:いわき市泉町滝尻字南坪
- 終点:いわき市四倉町字東一丁目
- 総延長: 26.926 km[要出典]
- 重用延長:4.565 km[要出典]
- 実延長:22.361 km[要出典]
[1]
歴史
路線状況
重複区間
- 国道6号(いわき市平下神谷御城 - いわき市四倉町字東一丁目)
トンネル
- 中之作南トンネル
- 永崎字馬落前から中之作字榎戸に跨る。総事業費は8300万円。
- 中之作北トンネル
- 全長:194.3m[4]
- 幅員:6.5(10.5)m
- 高さ:6.5m
- 工法:上部半断面先進工法
- 竣工:1973年3月[5]
- 施工:加地和組
- 中之作字戦から江名字安竜に跨る。総事業費は1億1000万円。
- 安竜トンネル
- 江名字風越から江名字天ヶ作に跨り、真言宗江龍山真福寺の境内の地下を横断する。南詰にて当県道の旧道と接続する。
- 新江名トンネル
- 全長:165.7m[4]
- 幅員:6.5(8.5)m
- 高さ:6.0m
- 工法:上部半断面先進工法
- 竣工:1973年3月[5]
- 施工:加地和組[6]
- 江名字天ヶ作地内に位置する。総工費は1億1200万円。
- 合磯トンネル
- 全長:195.0m[4]
- 幅員:6.5(8.5)m
- 高さ:6.0m
- 工法:上部半断面先進工法
- 竣工:1974年3月[5]
- 施工:加地和組[6]
- 江名から平豊間に跨る。起点側すぐに福島県道48号江名常磐線が分岐する丁字路が位置する。総工費は1億7100万円。
- 豊間トンネル
- 平豊間から平沼ノ内に至る。1969年度より地方道改良事業として着工された。総工費は当時の金額で7000万円。
橋梁
- 芳川橋
- 全長:118.0m
- 幅員:16.3m
- 竣工:1975年[7]
- 泉町滝尻字松原から小名浜字平蔵塚に至り、二級水系藤原川を渡る。橋上は上下対向2車線で供用され、上下線両側に歩道が整備されている。東詰には新常磐交通吉川橋バス停(同音だが表記が異なる)が設置されている。
- 豊間橋
- 全長:43.3m
- 幅員:11.3m
- 竣工:1963年[8]
- 平豊間字下町、字塩場に位置し、二級水系諏訪川を渡る。
- 六十枚橋
- 全長:259m
- 幅員:13m
- 竣工:1979年[9]
- 平荒田目字田中内北、字古川から平下神谷字志賀分に至り、二級水系夏井川を渡る。橋上は上下対向2車線で供用され、上下線両側に歩道が整備されている。
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線にある施設など
脚注
関連項目