2015 日本女子サッカーリーグ(2015 にほんじょしサッカーリーグ)は、2015年に開催された第27回の日本女子サッカーリーグ。
開催方式
この年から3部制が導入され、名称は「なでしこリーグ1部」「なでしこリーグ2部」「チャレンジリーグ」となった。
2015年1月28日に以下の大会概要が発表された[1]。
- なでしこリーグ1部
- まず全10チームによる2回総当たりの「レギュラーシリーズ」を行い、その後レギュラーシリーズ上位6チームによる1回総当たりおよびレギュラーシリーズ下位4チームによる2回総当たりの「エキサイティングシリーズ」を行う。
- エキサイティングシリーズは、レギュラーシリーズの結果をもとに、以下の通りの勝ち点から開始される(前年と同様)。
- 上位リーグ:1位:6点、2位:5点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点
- 下位リーグ:レギュラーシリーズで獲得した勝ち点の3分の1(小数点以下四捨五入)
- なでしこリーグ2部
- チャレンジリーグ
- 全12チームを「EAST」「WEST」に分け、それぞれ3回総当たりで対戦する。各上位2チーム、合計4チームで1回総当たりのプレーオフを行い年間順位を決定する。
参加チーム
なでしこリーグ1部
監督交代
なでしこリーグ2部
- ^ ※印は新任
- ^ 「日本体育大学女子サッカー部」から改称
チャレンジリーグ
EAST
WEST
監督交代
結果
なでしこリーグ1部
レギュラーシリーズ
2015年9月27日全日程終了[5]
エキサイティングシリーズ上位リーグ
2015年11月8日全日程終了
エキサイティングシリーズ下位リーグ
2015年11月8日全日程終了
なでしこリーグ2部
最終更新は2015年11月3日の試合終了時
出典: 順位(なでしこリーグ2部)
順位の決定基準: 1.勝点 2.得失点差 3.総ゴール数 4.直接対決の結果 5.警告数 6.抽選.
チャレンジリーグ
チャレンジリーグEAST
2015年9月21日全日程終了
チャレンジリーグWEST
2015年9月21日全日程終了
プレーオフ
2015年10月28日全日程終了
表彰
表彰式は2015年11月10日に行われた[6][7]。
賞 |
受賞者 |
所属
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なでしこリーグ
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最優秀選手賞(MVP)
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阪口夢穂 |
日テレベレーザ
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得点王
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菅澤優衣香(15得点) |
ジェフユナイテッド千葉レディース
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敢闘賞
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上尾野辺めぐみ |
アルビレックス新潟レディース
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新人賞
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清家貴子 |
浦和レッドダイヤモンズレディース
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ベストイレブン
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山下杏也加(GK) |
日テレベレーザ
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岩清水梓(DF)
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有吉佐織(DF)
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村松智子(DF)
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阪口夢穂(MF)
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川村優理(MF) |
ベガルタ仙台レディース
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上尾野辺めぐみ(MF) |
アルビレックス新潟レディース
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原菜摘子(MF) |
日テレベレーザ
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柴田華絵(MF) |
浦和レッドダイヤモンズレディース
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菅澤優衣香(FW) |
ジェフユナイテッド千葉レディース
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田中美南(FW) |
日テレベレーザ
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優勝監督賞
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森栄次
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フェアプレー賞
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浦和レッドダイヤモンズレディース |
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なでしこリーグ2部
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最優秀選手賞(MVP)
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横山久美 |
AC長野パルセイロレディース
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得点王
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横山久美(35得点)
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新人賞
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権野貴子 |
ノジマステラ神奈川相模原
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フェアプレー賞
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ノジマステラ神奈川相模原 |
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チャレンジリーグ
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最優秀選手賞(MVP)
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小林里歌子 |
常盤木学園高等学校
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得点王
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小林里歌子(13得点)
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新人賞
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高橋美夕紀 |
新潟医療福祉大学
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フェアプレー賞
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セレッソ大阪堺レディース |
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その他表彰
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通算300試合出場
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小野寺志保 |
大和シルフィード
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通算200試合出場
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中野真奈美 |
ベガルタ仙台レディース
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松田望 |
バニーズ京都
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海堀あゆみ |
INAC神戸レオネッサ
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近賀ゆかり
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川村優理 |
ベガルタ仙台レディース
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上辻佑実 |
日テレベレーザ
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津波古友美子 |
大和シルフィード
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特別賞
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宮間あや |
岡山湯郷Belle
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最優秀審判賞
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山岸佐知子 |
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入れ替え
2015年2月18日に入れ替え方式が発表された[8]。
なでしこリーグ1部となでしこリーグ2部
なでしこリーグ1部10位となでしこリーグ2部1位は自動入れ替え。なでしこリーグ1部9位となでしこリーグ2部2位のチームでホーム&アウェイ方式による入れ替え戦を実施し、勝者が1部へ昇格または残留する。
なでしこリーグ1部・2部入替戦
日程は以下の通りである[9]。
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結果は引き分けに終わったものの、大阪高槻がアウェーゴール数でノジマステラを上回ったため、1部残留が決定した。
なでしこリーグ2部とチャレンジリーグ
なでしこリーグ2部10位とチャレンジリーグ1位は自動入れ替え。なでしこリーグ2部9位とチャレンジリーグ2位のチームでホーム&アウェイ方式による入れ替え戦を実施し、勝者がなでしこリーグ2部へ昇格または残留する。ただしチャレンジリーグのチームは、「なでしこリーグガイドライン」の認定を受けているチームに限り昇格できる。
2015年10月28日のチャレンジリーグプレーオフ最終節で常盤木学園高等学校の優勝が決まったが、常盤木学園高等学校は「なでしこリーグガイドライン」未申請のため、チャレンジリーグプレーオフ2位のセレッソ大阪堺レディースが自動昇格、3位の横浜FCシーガルズは「なでしこリーグガイドライン」認定が決まればなでしこリーグ2部との入れ替え戦に臨むことになった[10]。
なでしこリーグ2部・チャレンジリーグ入替戦
日程は以下の通りとなる[9]。
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横浜FCシーガルズが1勝1分となったため、横浜FCシーガルズが2部昇格、福岡J・アンクラスがチャレンジリーグへ降格。
チャレンジリーグと地域リーグ
チャレンジリーグEASTおよびWESTのそれぞれの最下位のチームが、地域リーグからの2チームとホーム&アウェイ方式の入れ替え戦を実施し、勝者がチャレンジリーグに昇格または残留する。なお地域リーグからのチャレンジリーグ参入希望チーム数により、以下の通り入れ替え戦を実施する。
- 参入希望チームがない場合は入れ替えは行わない
- 参入希望チームが1チームの場合は、チャレンジリーグEASTおよびWESTのそれぞれの最下位のチームによる入れ替え戦進出チーム決定戦を実施したうえで入れ替え戦を実施する
- 参入希望チームが2チームの場合は、それらのチームと入れ替え戦を実施する
- 参入希望チームが3チーム以上の場合は、それらのチームにより予選大会を実施したうえで入れ替え戦を実施する
入替戦予選大会には以下のチームが出場を認められた[11]。
チャレンジリーグ入替戦予選大会
全試合時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで開催。
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ディオッサ出雲F.C.
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1 - 3
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オルカ鴨川FC
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公式記録 (PDF)
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セレッソ大阪堺ガールズ
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0 - 0
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INAC神戸レオンチーナ
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公式記録 (PDF)
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オルカ鴨川FC
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4 - 2
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セレッソ大阪堺ガールズ
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公式記録 (PDF)
|
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ディオッサ出雲F.C.
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2 - 3
|
INAC神戸レオンチーナ
|
|
公式記録 (PDF)
|
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{{{team1}}} v {{{team2}}}
INAC神戸レオンチーナ
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0 - 6
|
オルカ鴨川FC
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|
公式記録 (PDF)
|
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セレッソ大阪堺ガールズ
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2 - 2
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ディオッサ出雲F.C.
|
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公式記録 (PDF)
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チャレンジリーグ入替戦
以下、11月13日に発表された日時・会場による。第1戦を地域リーグのチームのホームゲーム、第2戦をチャレンジリーグのチームのホームゲームで実施する。[9]
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2試合合計2-2、アウェーゴール0-1でオルカ鴨川FCがチャレンジリーグに昇格
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つくばFCが2勝しチャレンジリーグ残留
脚注
関連項目
外部リンク
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ナショナルチーム |
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国内リーグ |
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国内カップ |
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大学・育成年代 |
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国際大会 |
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