Logic Pro
Logic Pro(ロジック プロ)とはAppleによって開発・販売されている、macOS・iPadOS上で動作するMIDIシーケンサ及びデジタルオーディオワークステーションの機能を持つ音楽制作ソフトウェアである。 概要Logic Pro はドイツのソフトウェア企業であるC-Lab(後のEmagic)によってAtari STプラットフォーム上で動作する譜面作成のソフトである Notator_SL として開発された。その後プラットフォームをMacintoshへと移動したがこのとき名称をNotator Logicと変更し、さらにLogicと名称を変更する。 2002年7月にAppleがEmagicを買収し現在に至る。かつて、Emagicで販売されていた時代はWindows版も存在したが、Appleによる買収後は開発・販売は停止された。この頃まで、音楽制作などクリエイターの間ではMacintoshが使われる事が大多数であった。 Logic Proは主に音楽制作の専門家向けに開発されたソフトである。また、Appleの音楽制作入門者向けソフトであるGarageBandとの上位互換性を持つ。 かつてはパッケージで市販されていたLogic Studioを構成するアプリケーションの一環であったが、Logic Pro X以降はMac App Storeからのダウンロードのみにより購入可能となっている。 Logic Pro X2013年7月16日、Logic Pro最新版として Logic Pro Xがリリースされた。 従来のグレーから、Final Cut Pro Xと同系統の黒を基調としたウィンドウデザインに変更。 10.4.1 及び10.4.2で搭載された新機能
その他、スコア編集機能の強化(MusicXMLでの書き出し可能)、ミキサーにおいて純正EQのカーブおよびコンプレッサーのゲインリダクション量を表示させる機能の追加、iPad上からリモートコントロールするアプリの提供、EXS24やUltrabeat、ループコレクションに音色が追加された。 また、オルガン音源のEVB3、エレクトリック・ピアノ音源のEVP88、クラビネット音源のEVD6は、それぞれVintage B3、Vintage Electric Piano、Vintage Clavという新しいGUIを持つプラグインに更新された。 2020年5月12日、Logic Pro X発表以来、最大規模のメジャーアップデートとして、Logic Pro X 10.5をリリースした[1]。 Logic Pro2020年11月12日、名称から"X"を外し、Logic Pro 10.6でAppleシリコン搭載Macに対応し[2]、10.7にてMacBook Pro (2021)へ対応、空間オーディオ対応した[3]。 iPad用Logic Pro2023年5月23日より、iPad用Logic Proが月額700円、または年額7,000円の利用料で販売されている[4][5]。 脚注
関連項目外部リンク
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