クレイ・グイダ
クレイ・グイダ(Clay Guida、1981年12月8日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。イリノイ州ラウンドレイク出身。チーム・アルファメール所属。元Strikeforce世界ライト級王者。クレイ・ギーダとも表記される。 打たれ強い顎と抜群のスタミナを持ち、長髪を振り乱しながらフルラウンド動き続ける[1]。UFCに出場するまでは大工で生計を立てており、ニックネームの「ザ・カーペンター」はこれに由来する。 総合格闘家のジェイソン・グイダは実兄。 来歴ハーパー・カレッジ時代はレスリングで、ジュニアカレッジの全米王者となった[1]。 2006年3月10日、初代Strikeforce世界ライト級王座決定戦でジョシュ・トムソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。 2006年6月9日、Strikeforce世界ライト級タイトルマッチでギルバート・メレンデスと対戦し、1-2の判定負けを喫し王座陥落した。 2006年7月21日、初参戦となった修斗で遠藤雄介と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫した。 UFC2007年6月26日、UFC 72でタイソン・グリフィンに1-2の判定負けを喫した。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。8月25日のUFC 74ではマーカス・アウレリオに2-1の判定勝ちを収めた。 2007年12月8日、The Ultimate Fighter: Team Hughes vs. Team Serra Finaleのメインイベントでロジャー・ウエルタと対戦し、3Rにリアネイキドチョークで一本負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞するなど、2007年最高と称される名勝負となった[2]。 2009年1月31日、UFC 94でネイト・ディアスと対戦し、2-1の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2010年3月21日、UFC on Versus: Vera vs. Jonesでシャノン・グジャーティに肩固めで一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]。 2010年8月7日、UFC 117でハファエル・ドス・アンジョスと対戦し、ドス・アンジョスが顎を負傷しタップアウト勝ちを収めた[4]。 2011年1月1日、UFC 125で五味隆典と対戦し、2R終盤にギロチンチョークで一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した[5]。 2011年6月4日、The Ultimate Fighter 13 FinaleでWEC世界ライト級王者のアンソニー・ペティスと対戦し、グラウンドコントロールで優位に立ち3-0の判定勝ち。 2011年11月12日、UFC on FOX 1のライト級王座挑戦者決定戦でベン・ヘンダーソンと対戦し、0-3の判定負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2012年6月22日、UFC on FX 4でグレイ・メイナードと対戦し、1-2の判定負け。試合後、ダナ・ホワイトから「これ(格闘技)はダンスではない」と言われるなど関係者からグイダの取った消極的な戦法が批評を浴びた[6]。 2013年1月26日、フェザー級転向初戦となったUFC on FOX 6で日沖発と対戦し、2-1の判定勝ち。 2013年8月31日、UFC 164でフェザー級ランキング1位のチャド・メンデスと対戦し、3Rにパウンドでキャリア初のTKO負けを喫した。 2014年4月11日、UFC Fight Night: Nogueira vs. Nelsonでフェザー級ランキング12位の川尻達也と対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2014年7月26日、UFC on FOX 12でフェザー級ランキング12位のデニス・バミューデスと対戦し、リアネイキドチョークで一本負け。 2016年6月4日、UFC 199でフェザー級ランキング12位のブライアン・オルテガと対戦し、膝蹴りでKO負け。 2017年6月25日、UFC Fight Night: Chiesa vs. Leeで階級をライト級に戻しエリック・コクと対戦。マウントポジションを奪い続け3-0の判定勝ち。 2017年11月11日、UFC Fight Night: Poirier vs. Pettisでジョー・ローゾンと対戦。右アッパーでダウンを奪いパウンドでTKO勝ち。 2021年12月4日、UFC on ESPN: Font vs. Aldoでレオナルド・サントスと対戦。ボディへの前蹴りを効かされ、追撃の膝蹴りでダウンを喫しストップ寸前まで追い詰められたものの、巻き返してリアネイキドチョークで2R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 人物・エピソード
戦績
獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目外部リンク
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