拓跋綽拓跋 綽(たくばつ しゃく、拼音:Tuòbá Chuò、? - 293年)は、鮮卑拓跋部の大人(たいじん:部族長)。拓跋力微の子。兄弟に拓跋沙漠汗・拓跋悉鹿・拓跋禄官がいる。北魏の道武帝により平皇帝と追尊された。 生涯286年、兄の拓跋悉鹿が死ぬと、拓跋綽が後を継いで大人となった。雄武で智略があり、威徳を複数挙げた。 293年、匈奴の宇文部大人宇文莫槐がその配下に殺され、弟の宇文普撥が大人として立つと、拓跋綽は宇文普撥の子の宇文丘不勤に娘を嫁がせた。 同年、拓跋綽は死去した。拓跋部を7年間統治した。拓跋沙漠汗の子の拓跋弗が継いで大人となった。 参考文献
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