南崗区
南崗区(なんこう-く)は、中華人民共和国黒龍江省ハルビン市に位置する市轄区。区人民政府の所在地は宣化街261号。 地理
歴史南崗の旧称は秦家崗と称された。これは現在のハルビン駅付近に秦姓の人物が工作を行っていたことに由来する。元来は馬家溝河以北、東清鉄道以南の丘陵地を指しており、清代はアルチュカ(阿勒楚喀)副都統の管轄地であった。 1898年(光緒24年)、東清鉄道敷設に伴い市街地を形成するようになり1907年(光緒33年)には新市街(大直街及び駅を中心とする地区)を市区とし、鉄道沿線の王崗鎮などの村屯を鉄道附属地と定め、ロシア人によるハルビン自治公義会が管轄することとなった。 中華民国が成立すると1926年3月30日に東省特別区市政管理局はロシア人による公議会を解散させ、ハルビン自治臨時委員会が設立、同年6月17日より埠頭区及び新市街がハルビン特別市の管轄とされた。1938年には新市街を馬家溝河以北を南崗区、馬家溝河以南を馬家区とし、1949年10月に馬家区が、1972年8月には浜江区が南崗区に編入され現在に至っている。 行政区画→「中華人民共和国の行政区分」を参照
下部に18街道、1鎮、1民族郷を管轄:
教育大学
交通鉄道
道路
健康・医療・衛生
関連項目
外部リンク |