賓県
賓県(ひん-けん)は中華人民共和国黒竜江省ハルビン市に位置する県。県人民政府の所在地は賓州鎮。
地理
北部の行政区境にアムール川(黒竜江)へと続く松花江が流れている。 歴史前漢から西晋にかけては挹婁、南北朝時代は勿吉、隋代は靺鞨の居住地であり、唐代は渤海の版図となった。968年に渤海が滅亡すると遼により東京道、その後金代により上京会寧府、元代は遼陽省開元路、明代は奴児干都司を設置した。 清初はニングタ将軍の管轄区とされ、1744年(乾隆9年)にはラリン・アルチュカ副都統(拉林阿勒楚喀副都統)の管轄とされた。1880年(光緒6年)に賓州庁が設置され、1909年(宣統元年)には賓州府に昇格している。中華民国が成立すると、1913年(民国2年)に賓県と改称された。 当初は吉林省の管轄であったが、1945年(民国34年)に松江省に、1954年に黒竜江省に移管されている。 行政区画→「中華人民共和国の行政区分」を参照
下部に12鎮、5郷を管轄: 交通鉄道→「中華人民共和国の高速鉄道」を参照
→「中華人民共和国の鉄道」を参照
道路
健康・医療・衛生
関連項目
外部リンク |