宝塚歌劇団93期生

宝塚歌劇団93期生（たからづかかげきだん93きせい）は、2005年に宝塚音楽学校に入学、2007年に同校を卒業後、宝塚歌劇団に入団した50名を指す^[1]。

概要

2005年の音楽学校の受験者数は984人、合格者50人、競争倍率19.68倍となった^[2]。

初舞台の演目は、安蘭けい・遠野あすかトップコンビ大劇場お披露目となる星組公演「さくら／シークレット・ハンター」^[1]^[3]。

2007年5月2日付で組配属となる^[1]。

新人公演主演（ヒロイン）経験者に大河凜、彩風咲奈、愛月ひかる、十碧れいや、芹香斗亜、蒼羽りく、桜咲彩花、花陽みら、舞羽美海、瀬音リサがいる。

バウホール公演主演（ヒロイン）経験者に彩風咲奈、愛月ひかる、十碧れいや、芹香斗亜、桜咲彩花、舞羽美海がいる。

東上公演主演（ヒロイン）経験者に彩風咲奈、愛月ひかる、芹香斗亜、桜咲彩花、舞羽美海がいる。

梅田芸術劇場公演主演経験者に彩風咲奈がいる。

大劇場公演ヒロイン経験者に舞羽美海がいる。

エトワール経験者に菜那くらら、花陽みら、夢妃杏瑠、七瀬りりこ、瀬音リサがいる。

副組長経験者に航琉ひびきがいる。

主な生徒

OG

彩風咲奈：元雪組トップスター
舞羽美海：元雪組トップ娘役
大河凜：元花組男役
十碧れいや：元星組男役
愛月ひかる：元星組男役
蒼羽りく：元宙組男役
桜咲彩花：元花組娘役
花陽みら：元月組娘役
瀬音リサ：元宙組娘役

現役

芹香斗亜：宙組トップスター

一覧

芸名^[4]	読み仮名^[4]	誕生日^[4]	出身地^[4]	出身校^[4]	身長^[4]	愛称^[4]	役柄^[1]	配属^[1]	退団年^[1]	備考
彩風咲奈	あやかぜさきな	2月13日	愛媛県大洲市	大洲市立大洲北中学	173cm	さきな	男役	雪組	2024年
菜那くらら	ななくらら	9月28日	大阪府吹田市	聖母被昇天学院高校	161cm	くらら	娘役	花組	2018年
蒼羽りく	そらはねりく	10月13日	東京都府中市	東京都立神代高校	173cm	りく	男役	宙組	2019年
輝城みつる	きじょうみつる	6月9日	茨城県水戸市	県立水戸第二高校	168cm	ジョー	男役	月組	2017年
舞園るり	まいそのるり	2月21日	東京都世田谷区	富士見丘高校	159cm	るり、もっちー	娘役	雪組	2015年
真輝いづみ	まきいづみ	1月27日	東京都練馬区	東星学園高校	169cm	さお、さおりん	男役	花組	2015年	母は美樹ひろみ^[5]
花陽みら	はなひみら	4月15日	茨城県日立市	十王中学	160cm	みく、みら	娘役	月組	2016年
結乃かなり	ゆいのかなり	10月11日	兵庫県神戸市	県立芦屋高校	164cm	かなり	娘役	宙組	2018年
水瀬千秋	みずせちあき	10月11日	東京都府中市	浅間中学	160cm	ちゃき	娘役	星組	2009年
大河凜	たいがりん	7月10日	大阪府池田市	豊中市立第十三中学	168cm	ミッシェル、しず、いのっち	男役	花組	2014年
帆風成海	ほかぜなるみ	4月2日	愛媛県四国中央市	川之江高校	169cm	ひろひろ、なるなる	男役	雪組	2015年
桜帆ゆかり	さほゆかり	12月2日	鳥取県鳥取市	鳥取市立中ノ郷中学	161cm	さほ、しほりん、ティガー	娘役	花組	2015年
紗那ゆずは	さなゆずは	3月18日	神奈川県川崎市	カリタス女子高校	162cm	みつ子、ゆっこ	娘役	月組	2013年
舞羽美海	まいはねみみ	8月22日	兵庫県西宮市	百合学院高校	161cm	みっちぃ、みみ	娘役	雪組	2012年
十碧れいや	とあれいや	4月14日	愛知県名古屋市	熱田高校	175cm	れいや	男役	星組	2018年
夢妃杏瑠	ゆめきあんる	1月16日	兵庫県伊丹市	県立宝塚北高校	161cm	あんる	娘役	星組	2021年
航琉ひびき	わたるひびき	12月13日	東京都国分寺市	カリタス女子高校	173cm	キョン	男役	花組	2023年
瀬音リサ	せおとりさ	9月5日	東京都荒川区	川村学園	163cm	ありぃ、あー	娘役	宙組	2017年
亜聖樹	あせいいつき	2月1日	大阪府豊中市	大阪府立北野高校	168cm	あっきょん	男役	雪組	2014年
愛月ひかる	あいづきひかる	8月23日	千葉県市川市	私立日出学園中学	173cm	あいあい、こくぶ	男役	宙組→専科→星組	2021年
七瀬りりこ	ななせりりこ	8月7日	兵庫県	私立相愛高校	159cm	りりこ	娘役	宙組	2011年
星吹彩翔	ほしぶきあやと	10月2日	京都府京都市	京都市立大原野中学	169cm	モンチ、いけっち	男役	宙組	2020年
真凜カンナ	まりんかんな	10月2日	宮崎県延岡市	県立延岡西高校	162cm	カンナ	娘役	月組	2011年
凪咲星南	なぎさせいな	8月24日	熊本県玉名市	玉名市立玉名中学	162cm	せーな、ミキティー、いそっぷ	娘役	花組	2014年
夏樹れい	なつきれい	11月6日	大阪府池田市	雲雀丘学園	170cm	ロコ	男役	星組	2017年
夢城えれん	ゆめしろえれん	11月5日	大阪府大阪市	北野高校	161cm	えれん	娘役	星組	2014年
桜咲彩花	おうさきあやか	10月31日	大阪府豊能郡	箕面自由学園	164cm	べー	娘役	花組	2019年
芹香斗亜	せりかとあ	1月20日	兵庫県神戸市	神戸海星女子学院中学	172cm	とあ	男役	星組→花組→宙組		母は白川亜樹^[5]、父は山沖之彦^[6]
星輝つばさ	ほしきつばさ	6月15日	兵庫県宝塚市	仁川学院中学	173cm	きえ、つばさ	男役	月組	2015年
愛白もあ	あいしろもあ	9月8日	大阪府堺市	プール学院中学	161cm	もあ	娘役	宙組	2019年	姉は朝都まお^[5]
珠華ゆふ	たまはなゆふ	6月19日	福岡県糸島郡	町立二丈中学	164cm	ゆふ	娘役	星組	2015年
風海恵斗	かざみけいと	12月22日	兵庫県神戸市	神戸国際高校	171cm	ケイト、MARU	男役	宙組	2011年
舞遠きあら	まおんきあら	12月28日	東京都小金井市	文華女子高校	164cm	つーか	娘役	雪組	2008年
凰姿有羽	おうしなゆう	5月9日	北海道小樽市	北海道小樽潮陵高校	170cm	おー、ムヒ	男役	星組	2014年
雪乃心美	ゆきのここみ	5月23日	北海道河西郡芽室町	北海道立帯広柏葉高校	160cm	ここみ、うさぎ	娘役	宙組	2012年
鳳龍あや	ほうりゅうあや	8月31日	東京都世田谷区	東京文化高校	169cm	タッキー、タキトゥー	男役	花組	2011年	後に鳳龍アヤへ改名^[1]
華吹乃愛	はなぶきのあ	5月14日	愛知県名古屋市	金城学院高校	163cm	のあ	娘役	雪組	2012年
空乃みゆ	そらのみゆ	2月14日	千葉県富里市	千葉敬愛高校	159cm	ぴろみ、ろみ	娘役	星組	2017年
都月みあ	つづきみあ	4月26日	神奈川県横浜市	立教女学院高校	160cm	みあ	娘役	月組	2014年
星那由貴	ほしなゆたか	1月21日	愛知県名古屋市	名古屋女子大学高校	168cm	ゆたか、ユッキー	男役	月組	2016年
美宙果恋	みそらかれん	7月24日	宮城県仙台市	宮城第一女子高校	161cm	あーこ、むぎ	娘役	月組	2011年
花奈澪	はななみお	10月7日	東京都杉並区	鷗友学園女子高校	163cm	みおっぺ、みーたん	娘役	花組	2014年
彩歌しおん	さやかしおん	12月1日	大阪府	四條畷学園高校	159cm	ありぴぃ	娘役	星組	2011年
鈴蘭まあや	すずらんまあや	10月13日	大阪府大阪市	市立東我孫子中学	159cm	まあや	娘役	雪組	2011年
凜華もえ	りんかもえ	2月5日	千葉県船橋市	県立千葉高校	161cm	キョロ	娘役	月組	2011年
夢涼りあん	ゆめすずりあん	11月10日	東京都練馬区	実践女子学園高校	161cm	りあん	娘役	宙組	2014年
琉動真瑳	るどうまさ	10月6日	東京都目黒区	田園調布雙葉高校	169cm	ゴエ	男役	雪組	2010年
美花梨乃	みはなりの	9月12日	宮城県仙台市	仙台白百合学園高校	160cm	ゆりな	娘役	花組	2021年
千瀬聖	ちせひじり	9月4日	兵庫県伊丹市	武庫川女子大学附属高校	174cm	ユカユカ	男役	雪組	2011年
翔我つばき	しょうがつばき	8月11日	兵庫県伊丹市	園田学園高校	169cm	ザワ	男役	月組	2016年

脚注

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出典

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 100年史(人物) 2014, p. 119.
^ 宝塚音楽学校にもコロナの影響受験者150人以上減で今世紀最少倍率デイリースポーツ。
^ 100年史(舞台) 2014, p. 192.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 『宝塚おとめ 2007年度版』阪急コミュニケーションズ、2007年、153-163頁。ISBN 978-4-484-07508-2。
^ ^a ^b ^c 100年史(人物) 2014, pp. 28–29.
^ “元阪急・山沖氏の愛娘が宝塚花組二番手”. デイリースポーツ online (2015年3月13日). 2023年2月13日閲覧。

参考文献

監修・著作権者：小林公一『宝塚歌劇100年史虹の橋渡りつづけて（人物編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
監修・著作権者：小林公一『宝塚歌劇100年史虹の橋渡りつづけて（舞台編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。

[FOOTNOTE100年史(人物)2014119-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 100年史(人物) 2014, p. 119.

[2] 宝塚音楽学校にもコロナの影響受験者150人以上減で今世紀最少倍率デイリースポーツ。

[FOOTNOTE100年史(舞台)2014192-3] 100年史(舞台) 2014, p. 192.

[otome2007-4] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 『宝塚おとめ 2007年度版』阪急コミュニケーションズ、2007年、153-163頁。ISBN 978-4-484-07508-2。

[FOOTNOTE100年史(人物)201428–29-5] 100年史(人物) 2014, pp. 28–29.

[6] “元阪急・山沖氏の愛娘が宝塚花組二番手”. デイリースポーツ online (2015年3月13日). 2023年2月13日閲覧。

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