秋葉剛男
秋葉 剛男(あきば たけお、1958年〈昭和33年〉12月19日[1] - )は、日本の外交官。国家安全保障局長(第3代)、内閣特別顧問(第12代)[2]。 外務省総合外交政策局長、外務審議官(政務担当)、外務事務次官等を歴任した[3]。 経歴・人物神奈川県出身。栄光学園中学校・高等学校卒業。1981年(昭和56年)10月東京大学法学部第2類(公法コース)在学中に[4]外務公務員採用上級試験に合格する。 1982年(昭和57年)東大法学部第2類を卒業して、外務省に入省。英語研修(米国フレッチャー法律外交大学院)[5]、国際法課長、中国・モンゴル課長を経て、2012年(平成24年)北米局兼アジア大洋州局審議官、2014年(平成26年)国際法局長、2015年(平成27年)総合外交政策局長を経て、2016年(平成28年)6月7日から外務審議官(政務担当)[6][7]。 2018年(平成30年)外務事務次官。早期から外務事務次官候補と目され、外務審議官としては、北方領土の共同経済活動に関する日露次官級協議などを担当した[7]。 2019年(令和元年)5月28日の川崎市登戸通り魔事件(被害者2人死亡、18人負傷)で外務事務官の男性が殺害された際は、河相周夫上皇侍従長(元外務事務次官等)を通じて上皇明仁・上皇后美智子夫妻から同被害者の妻に対する弔意を伝えられた[8][9][10]。 2021年(令和3年)4月16日、外務事務次官の在任期間が1184日となり、佐藤栄作政権下での牛場信彦を超え、戦後最長となった[11]。 同年6月22日、退官。 同年7月7日、国家安全保障局長兼内閣特別顧問[12][2]。 同期
脚注
外部リンク
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