芦屋駅 (阪神)
芦屋駅(あしやえき)は、兵庫県芦屋市公光町(きんみつちょう)にある、阪神電気鉄道本線の駅[1]。駅番号はHS 20。 歴史
駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎(改札口)は地下化されており、駅の東西2か所にある[1]。また、ホームの中間部は芦屋川の橋梁上にある[1]。 2009年3月20日の阪神なんば線開業に伴い、21m級の近鉄車6両編成も停車が可能となるよう、ホームが5mほど西側に延長された。同日のダイヤ改正により、従来通過していた快速急行が停車するようになった結果、全営業列車の停車駅となっていた。 しかし、2020年3月14日のダイヤ改正より土曜・休日に本線でも8両編成の快速急行を運行することになった際、ホーム有効長が130m程度しかなく、かつ駅の東西両端に踏切があるためこれ以上のホーム延伸は困難であることから、同日より快速急行は土休日に限り6両編成で運転される列車も含め通過に変更された[6]。さらに2022年12月17日のダイヤ改正からは、平日も快速急行は夕方以降は8両編成で運転されることとなったため、快速急行の停車は平日朝ラッシュ時のみとなった。 上下線ともに駅両端の踏切とホームが上り勾配の頂点にあるため、見通しが悪い。このため、回送も含め当駅を通過する列車は必ず警笛を鳴らす。 朝のラッシュ時間帯は駅東側の踏切で国道2号から国道43号に南北に抜ける自動車による渋滞が起きている。 のりば
のりば番号はコンコース・ホームのLED式発車標(東芝製)でのみ表示される。以前はホームの発車標に記載はなかったが、阪神なんば線開業時に記載された。また、以前から駅自動放送では番号呼称はされていない。
利用状況「ハンドブック阪神2024」によると、2023年11月の1日平均乗降人員は27,038人である。市内中心駅であるJR神戸線の芦屋駅の方が利用者が多い。 2020年度、本線33駅中10位(9位=武庫川駅、11位=御影駅、西隣:深江駅=14位、東隣:打出駅=16位)。
駅周辺高級住宅街の代名詞として知られる芦屋だけに、当駅周辺にも大規模な邸宅建築が多い。特に芦屋川に沿った両岸は、河口から高台にある重要文化財の旧山邑家住宅(フランク・ロイド・ライト)設計まで、谷崎潤一郎の傑作『細雪』の作品世界さながらの景観である。一方、臨海部には関西の超高層マンションの先駆けである芦屋浜シーサイドタウンがあり、邸宅街とのコントラストが印象的である。 芦屋市の商業機能の中心としては、芦屋大丸(モンテメール)やショップ街が入居する駅ビルや、バスターミナル等が整備されているJR芦屋駅周辺ではあるが、芦屋市行政の中心となる芦屋市役所庁舎は芦屋川沿いの当駅南側すぐであり、芦屋警察署も北側近くに所在する[1]。
発着バス路線→詳細は「阪急バス芦屋浜営業所」を参照
2009年4月1日から、阪神バスが阪神尼崎行きの路線バスの運行を開始した[38]が、2022年12月18日ダイヤ改正により廃止された[39]。4番のりばに発着していた。 その他
隣の駅
脚注
関連項目外部リンク
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