エミフルMASAKI
エミフルMASAKI(エミフルまさき、英称:EMIFULL MASAKI)は、愛媛県伊予郡松前町にあるフジ系列のショッピングセンターである。 概要松前町がショッピングセンターの誘致を計画し、県内に本社を置く地場系チェーンであるフジと、全国チェーンのイオングループとの競合となったが、結果フジに決定し2007年5月に着工、2008年4月26日に開業した[注 1]。「エミフル」という名前は一般公募され決定された。由来は「笑み」と「Full」を掛け合わせた造語である。 エミフルは三日月状のコンコースの周りに専門店が並んでいる構造で、インテリアなどにも趣向を凝らしている。さらに店内に無料の大型ロッカーを設置したりと利用者の利便が図られている。初日の来店者数は10万人を記録。開業後初めての大型連休であるゴールデンウイークには、予想されていた80万人を上回る100万人が来客した。 2000年に事業化され、計画が発表された。当初は2004年4月の開業を予定していたが、周辺住民の反対運動や用地の取得が遅れたことから延期となり、当初より4年遅い2008年4月26日となった。 当初は映画館だけではなく、天然温泉の入浴施設も計画されていたが、具体化されてない。 また、ニューレオマワールド行の送迎バス利用者専用パーク&ライドサービスを実施している。 店舗概要
専門店
テナントにはフジグラン松山、フジグラン重信や閉店したラフォーレ原宿・松山から移転してきた店舗があるほかに四国初出店のテナントも多数存在する。また、当初の予定より遅れたものの映画館も併設された。掲載は順不同であり代表的な店舗のみ掲載。全店舗のリストは公式ホームページを参照。
別棟専門店2010年2月現在では敷地内の第一期工事は完了しており、その後は2009年8月にダイキとニトリが同敷地内にそれぞれオープンしている。第二期工事で予定されていたシネマコンプレックスは、「シネマサンシャインエミフルMASAKI」として2010年2月27日にオープンしたが、当初計画にあった温浴施設に関してはディベロッパーの関係で建設時期は未定である。
シネマサンシャイン
シネマサンシャインエミフルMASAKIはエミアミューズの2階に位置する映画館(シネマコンプレックス)。 2015年7月4日に四国初導入の体感型上映システム・4DXシアターがオープンした[2]。 2024年7月12日には、四国地方初のScreenXが導入された[3]。
交通アクセス渋滞問題隣接する幹線道路である国道56号宇和島方面行き車線からの右折信号待ちの車による渋滞緩和策として、他に国道から敷地内への高架橋が作られているが、実効性に乏しく、日中はほぼ年間を通じて渋滞しているのが現状である。フジ側はあくまで隣接する伊予鉄道郡中線古泉駅や宇和島自動車(宇和島バス)エミフル松前停留場などの公共交通機関の利用を呼びかけている。鉄道を利用した場合、松山市駅から伊予鉄道郡中線を利用して約15分で到着することができる。利用促進策として、土日、祝日限定で3千円以上の買い物をすると、古泉駅発の伊予鉄道郡中線のみで利用できる無料乗車券を配布するサービスを行っている。 近隣施設
近隣のショッピングセンター愛媛FCスタジアム案2009年、フジ社長の発言を受けて、松前町長がエミフル松前に隣接する松前公園への「スタジアム建設を以前から依頼されている、J1に上がるのとどちらが早いか競争ですね」といった趣旨の発言をしているが、2010年現在、愛媛県は国体予算を使って総合公園陸上競技場をJ1規格へと改修する予定であり、松前公園に建設するといった計画は存在しない。 脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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