イオン東北
イオン東北株式会社(イオンとうほく、AEON TOHOKU Co.,Ltd.)は、秋田県秋田市に本社を置き、東北地区のイオン、イオンスタイル、マックスバリュ及び青森県・秋田県・山形県のザ・ビッグなどを展開するイオングループの企業である。 独立系スーパーを起源とするが、2020年3月1日にイオンの完全子会社となった上で、イオンリテール東北カンパニーと経営統合し、マックスバリュ東北株式会社(マックスバリュとうほく)から社名変更した。 歴史東北ジャスコチェーンジャパン・ユナイテッド・ストアーズ・カンパニーを社名の起源とするジャスコ(現:イオン)は、連邦制を掲げ、東海道メガロポリスを中心にローカルスーパーのグループ化を進めた[1]。 1969年9月10日、従前の東海道メガロポリスのみの展開から版図を広げようと、岡田卓也ジャスコ社長は経営研究会を組織し、研鑽と親睦を重ねていた東北地方のスーパーである伊徳(本社:秋田県大館市)、かくだい食品(本社:山形県米沢市)、つるまい(本社:秋田県本荘市)、マルイチ(本社:山形県酒田市)、マルトミ(本社:福島県会津若松市)[注釈 1]、ヤマザワ(本社:山形県山形市)に提携を呼びかけ、それに応えた6社は商品の一括購入による規模のメリット追求と配送センターの建設による物流コストの削減を目指すべく、提携を結んだ[2]。この提携に翌年3月、新潟県の堀川蒲鉾工業(現:堀川)も参画を表明し、ジャスコを含む8社で「東北ジャスコチェーン」を設立[3]。同年6月には一部共同仕入れと商品の共同開発を開始した[3]。 1971年1月に入り、東北ジャスコチェーンを中心に「北日本セルコ」と「東北セルコ」が加わり、東北スーパーチェーン連合が誕生した[3]。同連合は企業数26社、店舗数128店、年商総額309億円を誇る組織として発足したが、提携は緩やかなものであったため、捗々しい成果が上がらず、数年後には東北ジャスコチェーンとともに解散するに至った[3]。 資本提携へしかしながら、東北ジャスコチェーンの運営に加わった、かくだい食品とマルイチがジャスコの第三次合併に参画したほか[4]、両社が傘下子会社として設立したカクダイジャスコ(本社:米沢市)、西奥羽ジャスコ(本社:酒田市)がマックスバリュ東北の前身会社となった[5]。加えて、つるまいが衣料品販売を手掛ける新会社である東日本衣料(本社:本荘市)を設立した直後、ジャスコは同社に資本参加、1994年2月につるまいはジャスコが全株式を取得し子会社化した[6]。 1994年8月21日に山形ウエルマート(旧称:西奥羽ジャスコ)とカクダイウエルマート(旧称:カクダイジャスコ)が合併し、東北ウエルマート(本社:寒河江市)が発足[7]。さらに翌年2月に、羽後ショッピング(本社:横手市)とつるまいが合併し、北日本ウエルマート(本社:秋田市)が発足した[8][9]。そして、1998年2月21日に北日本ウエルマートと東北ウエルマートの合併によって、東北ウエルマート(本社:秋田市)が誕生した[9][10]。同社は2000年5月18日[10]にマックスバリュ東北に商号変更し[11]、同年8月に東証2部に上場した[12]。 秋田・山形のスーパーの糾合によって発足した経緯から、当初は両県のみの店舗展開であったが、2001年に青森県のマックスバリュとウエルマートの営業権をイオンから譲り受け[13]、更に翌2002年に倒産した地場系の有力スーパー亀屋みなみチェーンを大量に引き継いだことを手始めに[14][15]、経営難に陥った地元スーパーの救済やM&Aを積極的に行うなど攻勢に転じた。 2018年10月10日にイオンが発表したスーパーマーケット改革[16][17]の一環として、東北地域においてはマックスバリュ東北とイオンリテール東北カンパニーが2020年3月を目処に経営統合することで基本合意したことを発表した[18][19]。この時点では経営統合の方法については検討中とされていたが、2019年12月10日に以下の方法により経営統合による事業再編を行うことが明らかにされた[20]。
2020年3月1日付で、株式交換・吸収分割による承継・商号変更によりイオン東北株式会社が発足した[注釈 2]。 2021年9月1日付でイオンリテールの東北事業本部を事業統合し、東北地域での総合スーパー業態(イオンおよびイオンスタイルの一部店舗)の運営が一体化された[22][23][24]。 2023年9月4日には、東北地方で「イオンスーパーセンター」店舗を展開する企業・イオンスーパーセンター株式会社と経営統合に向けた協議に入ったことを発表した[25][26]。2024年3月11日には経営統合に向けた準備委員会を設置し[27]、同年10月15日には2025年3月1日付でイオン東北はイオンスーパーセンターを吸収合併し、物流や商品開発の一本化により効率化を図ると発表した[28][29][30]。 沿革太字は、現在の直接の存続法人を指す。
歴代社長北日本ウエルマート・東北ウエルマート・マックスバリュ東北
イオン東北
店舗以下に述べる店舗の他に、グループ会社のイオンスーパーセンター株式会社が運営する「イオンスーパーセンター」の一部店舗におけるリカー売場のテナント運営も行っている。
店舗展開秋田県での店舗展開秋田地盤の主要前身2社の経緯つるまいは、先述の通り、東北ジャスコチェーンに加わり本荘市を中心に店舗を展開していた。1994年2月、ジャスコは(株)つるまいの全株式を取得し、完全子会社化した[6]。子会社化時点でつるまいは計14店舗のスーパーを展開していた[84]。 このほか、1970年6月につるまいは衣料品販売を手がける新会社である東日本衣料を立ち上げ、スーパーストア本荘店を開業し、同店の開業直後に東日本衣料はジャスコの傘下に入った[6]。また東日本衣料は1976年8月にサンプラザ本荘店を開業した[6]。同店は増床を経て、1995年にジャスコに営業譲渡され、その後、ジャスコ東北カンパニーの所管となった[6]。 1981年7月、ジャスコは西奥羽ジャスコ社長の仲介で横手市に5店舗を展開していた羽後ショッピングと提携し、羽後ジャスコを設立[85][35]。同年12月に羽後ジャスコ湯沢店が開業した[85][35]。1982年3月、同社はスーパー事業を展開するため、子会社として新社となる羽後ショッピングを設立した。1986年6月、羽後ショッピングが羽後ジャスコを合併した[36]。 1995年2月、共にジャスコ傘下であったつるまいと羽後ショッピングが合併し、北日本ウエルマートが総店舗30店で発足した[9][42][8]。1998年2月に同社と東北ウエルマートが合併、新「東北ウエルマート」が発足[9]。2000年5月に東北ウエルマートはマックスバリュ東北に商号変更した[12]。 近年の店舗政策規模の大きな店をウエルマートからマックスバリュに変更する一方で、小規模店や不採算店を閉鎖する「スクラップアンドビルド」を実施し、その一環として大型店を進出させることもある。この一例として、マックスバリュ新仁賀保店が2003年11月10日に営業を終了し、道路を隔てた南側に、直営店舗面積5割増しで11月14日に開店した「にかほ店」がある[注釈 4]。ほかにも、マックスバリュ河辺店(旧:河辺店)のように、移転せずそのまま拡張・改築を行った店舗や、一方で数km離れた場所に移転する手法をとったところも見られる。 閉鎖した大型店の跡地に店舗展開をするケースとして秋田ニューシティのダイエー秋田店→MV大町店[86]、羽後交通ビルのジャスコ横手店→MV横手駅前店[87][88]などが見られた。このほか、イオンタウン茨島パワーセンターの様な広大な敷地20数店舗のテナントを展開する所もみられる。 2002年4月30日、同和鉱業(現:DOWAホールディングス)の子会社であった同友(本社:大館市)の全株式をマックスバリュ東北を取得[47]。同友はマックスバリュ東北の子会社とされ[47]、不採算店舗を除く5店舗は一時閉店し改装工事を実施したのち、店舗名を「同友」から「マックスバリュ」に変更し順次再オープンした[89][90]。 大館市のイオンタウン大館西の核店舗である大館西店は、県内で唯一ジャスコ(当時)直営の店舗であったが、1999年に事業譲受し、マックスバリュ東北の運営する店舗となった[44]。同店は2008年12月12日から店舗を改装し、ザ ビッグ大館西店として営業している[91]。また同年には、北秋田市にマックスバリュたかのす店(現:ザ・ビッグたかのす店)を核とするイオンタウンたかのすショッピングセンター(現:イオンタウン鷹巣)を開設した。 2016年5月25日に最後まで「ウエルマート」として営業していた協和店と神岡店の2店舗が「マックスバリュ」へ屋号変更した。「ウエルマート」はマックスバリュ西日本でも展開していたが、同年2月に「ウエルマート」の営業を終了して以降はマックスバリュ東北の独自業態となっていたことから、「ウエルマート」は完全に終焉した[92]。 前述したように、2020年10月17日にイオンタウン茨島パワーセンター内に出店するマックスバリュ茨島店を改装し、イオンスタイル茨島としてリフレッシュオープン。イオン東北発足後初の「イオンスタイル」の新規店舗であるとともに、「マックスバリュ」から「イオンスタイル」へ転換した初のケースとなる。2023年7月15日に「マックスバリュ」から「イオンスタイル」への転換2店舗目となるイオンスタイル広面がリニューアルオープンした。 山形県での店舗展開山形地盤の主要前身2社の経緯東北ジャスコチェーンに加わったかくだい食品は、1972年12月8日にカクダイジャスコを設立後、子会社のかくだい商事とともに翌年2月にジャスコと合併した[93]。カクダイジャスコは発足後、地盤の米沢地区のみにとどまらず、1973年10月、仙台地区における初進出として仙台市宮町(現:同市青葉区宮町)と泉市南光台(現:仙台市泉区南光台)に店舗を開設したほか、1979年には泉市にさらに新店、翌年には名取市にも店舗を構えるなど積極的に県外進出も進めた[33]。なお、カクダイジャスコは大型店の大部分を1986年2月にジャスコに営業譲渡している[94]。 かくだい食品とともに東北ジャスコチェーンに加わったマルイチは、1972年12月4日[32]に西奥羽ジャスコを設立後、子会社の新庄マルイチとともに翌年2月にジャスコと合併した[95]。西奥羽ジャスコは酒田市を中心に店舗を展開し、1973年11月、初の県外進出として新潟県村上市に店舗を設けるなど業容の拡大に取り組んだ。また1976年10月の酒田大火の際には本店のほか中町マート、ストア店の3店が焼失したほか、社長宅や従業員宅も全半焼に見舞われるなど大きな被害を被った[95]。なお、西奥羽ジャスコも大型店を1986年3月までにジャスコに営業譲渡している[94]。 →両社のジャスコに営業譲渡した店舗の詳細は「過去に存在したジャスコの店舗」参照
1994年8月、酒田市に本社を置く山形ウエルマート(旧称:西奥羽ジャスコ)と仙台市に本社を置くカクダイウエルマート(旧称:カクダイジャスコ)とが合併し、東北ウエルマートが発足した[40][7]。東北ウエルマートは寒河江市に本社を置き、大店法の規制緩和を踏まえ店舗を大型化し、店舗の希薄な村山地方でも積極的に展開を図るとした[96]。1998年2月に同社と北日本ウエルマートが合併、新「東北ウエルマート」が発足した[9]。2000年5月に東北ウエルマートはマックスバリュ東北に商号変更した[12]。 近年の店舗政策県下では、秋田県と共に小型スーパー形態であるウエルマートの展開が進んでいたが、ダイエーやヨークベニマルなどの県内進出、従前は村山地方の地方スーパーに過ぎなかったヤマザワの全県展開が始まった事により競争が激化し、小規模なウエルマートでは太刀打ちできず、店舗閉鎖が加速した。 マックスバリュが誕生し、イオン傘下としてのテコ入れが始まると、これまでとは一転し、中心部の小規模ウエルマートや中心部のジャスコを閉鎖して郊外型マックスバリュが新規開店した。それにより山形での退潮傾向は収まり、現在に至るまで激戦が続いている。県内においては、ほとんどの市町村に進出を果たし、スーパーといえばマックスバリュ・ウエルマートのみという自治体も少なくなかった。また2003年に自己破産した山形市の食品スーパー、みつますの2店舗と従業員を引き継ぐなどもした[49]。 新庄市では、当初イオンスーパーセンターの進出が計画され、広大な用地が取得されたものの、商店街の反対により、平屋・食品スーパーのみのマックスバリュに計画縮小の上、出店する事になった。その為、マックスバリュでは珍しく広大な駐車場を持つ「イオンタウン新庄」というパワーモールが形成され、「ペトラス」が設置されたマックスバリュになった。鶴岡市や南陽市では、中心部のジャスコが閉鎖され、新たに郊外にマックスバリュが誕生した。 2013年7月6日に、開店から26年半以上にわたって長らく営業していたウエルマート東泉店を改装に伴って店舗ブランドを「マックスバリュ」に変更しリニューアルオープン[97]。同年11月20日にウエルマート羽黒店とウエルマート立川店が閉店となったため、県下における「ウエルマート」が1店舗も存在しなくなった。 青森県での店舗展開2001年に青森県内の店舗をイオンから譲受した後の12月、県内で当時最大手だったスーパーマーケットの亀屋みなみチェーンが倒産し、営業店舗は全て閉店となった[14][15]。このうちの13店舗の営業権(店舗および従業員)をマックスバリュ東北が譲り受ける事になった[98]。当時、マックスバリュ東北はイオンから譲渡された8店舗を運営するに留まっており、この譲受で青森県内の店舗数が2倍以上に急増する事等から当時マスコミでは話題になった。 2002年3月にはこれらの店舗を全店開店させたが、余裕の無い店舗展開であった為、開店当初は亀屋の店舗にマックスバリュの看板を付け替えただけの店舗が見られた。現在では、採算の合わない店舗は閉店したり(旧K・バリュー河原木店だったMV河原木店)、近郊のショッピングセンターに出店する際に移転する(旧K・バリュー大清水店だったMV大清水店は近隣のMV安原店へ事実上の移転)などしている。 一方、イオンから譲り受けた店舗も青森東店、浪岡店、八戸城下店以外は全てウエルマート(鯵ヶ沢、岩木、黒石、平内、深浦)だったものの、全店マックスバリュへ変更した。更には子会社化した株式会社同友の店舗であったおおわに店は店舗面積が狭い事等から、移転を伴わずに新店舗へリニューアルしている。 また、イオングループの店舗との競合を避ける為、十和田市の東四番町店はイオンスーパーセンター十和田店の出店により開店からわずか3年弱で閉店となった(店舗跡は旧サンホームビデオからリニューアルしたTSUTAYA十和田店になったが、大規模小売店舗立地法による届出ではMV東北が大規模小売店舗の設置者のままである)。 2008年4月11日、MV青森東店を改装・業態転換し、MV東北では初のフードディスカウント1号店としてザ ビッグ青森東店がオープンした。「ザ・ビッグ(ザ ビッグ)」は元々広島県を拠点にスーパーマーケット事業を展開していたみどりが開発した独自業態であったが、青森東店はみどりの後身であるマックスバリュ西日本(現:フジ)以外のマックスバリュ運営会社が開業した最初の店舗でもあり、「ザ・ビッグ」が全国展開化するきっかけになった。 岩手県での店舗展開岩手県はイオン(当時はジャスコ)が「マックスバリュ」業態1号店(江刺店)を置いた土地である。 2004年、マックスバリュ東北は北上市のロックタウン北上(現:イオンタウン北上)内に直営店舗をオープンし県下に初進出した。また、2014年3月1日には、イオンの完全子会社で県内において9店舗を展開するマックスバリュ北東北を吸収合併した[99][100]。運営会社の違いから、北上店の売り出し内容やサービス内容は、他の県内MV店舗と異なる場合があった。 新潟県での店舗展開マックスバリュ東北は2013年6月14日に同年5月に自己破産を申請したパワーズフジミから新潟市と村上市の7店舗を譲り受け、新潟県に進出した[101]。自己破産時に同社から解雇された従業員はマックスバリュ東北の従業員として再雇用されることとなり、併せて、開業に向けた準備を進めるべく「営業本部」内に「新潟事業部」を立ち上げた。 譲り受けた店舗は新潟市の本店を除いて店名を変えることなくマックスバリュ東北店舗への改装を行ったうえで順次オープンした。先陣を切って、同年7月19日に荒川アコス店をオープンした。その後、同年7月23日に村上肴町店を[102]、同年7月26日に亀田店と笹口店を[103]、同年7月30日に上木戸店・山二ツ店・藤見町店(藤見町店はパワーズフジミ本店から店舗名を改称)の3店舗[104]をオープンしたことで、譲り受けた店舗すべてを「マックスバリュ」として営業を再開させた。なお、新潟県には以前から糸魚川店が営業しているが、この店舗はマックスバリュ北陸の運営であった。 2016年3月にマックスバリュ東北が運営していた新潟県内の全店舗をイオンリテールへ継承したことで、約2年8ヶ月で新潟県内での店舗運営から撤退した。これに伴い、イオンリテールではマックスバリュ東北から譲り受けた全店舗において中条店と同じ「イオン」へ屋号変更され、同年3月15日の村上肴町店から順次営業を再開し、同年3月30日の亀田店をもって全店舗の営業を再開[105]。また、県内の「マックスバリュ」はMV北陸運営の糸魚川店のみの店舗展開に戻った。 →「マックスバリュ北陸」を参照
宮城県・福島県での店舗展開宮城県及び福島県におけるマックスバリュを経てザ・ビッグに転換された店舗等は、2010年2月21日に発足したマックスバリュ南東北が運営を所管していたが、2024年3月1日以降は同社を吸収合併したイオンビッグが所管する。 →詳細は「マックスバリュ南東北」および「イオンビッグ」を参照
当社としてはこれまで展開されていなかったが、イオンリテール 東北カンパニーからの承継により進出した。なお、承継時点で宮城県に25店舗、福島県に8店舗展開している。このうち、仙台店は2016年3月1日にダイエーからイオンリテールへ承継された店舗である。 また、2020年4月23日には宮城県石巻市にイオン石巻駅前店がソフトオープンした[65]。本店舗は石巻ビブレを前身とするさくら野百貨店 石巻店跡に移転開設した石巻市役所の1階で2017年5月まで営業していた「エスタ」跡に居抜き出店した店舗で、食品や日用品を中心に扱うスーパーマーケット業態となる[106]。前述したように、イオン石巻駅前店がイオン東北発足後初の新規店舗となった。 同年11月2日に仙台市青葉区にスーパーマーケット業態の2店舗を順次オープンすることを発表[80]し、同月11日にスポーツクラブ「ルネサンス仙台宮町24」の1階に仙台宮町店[注釈 5]、同月25日には、宮城県内で初となる「どこでもレジ レジゴー[注釈 6]」を導入した仙台一番町店が順次オープンした。 2021年3月5日には、イオンモール利府で営業していた利府店(同年1月31日営業終了)が、新棟であるイオンモール新利府 南館へ移転し、イオンスタイル新利府としてオープン。同店は「イオンスタイル」で初となる当社とイオンリテールが共同運営する店舗となり、店長(責任者)も当社・イオンリテール各1名ずつの2名体制となる[68]。 2023年8月31日にイオン郡山フェスタ店を核店舗としているショッピングモールフェスタが災害に強く、防災拠点としての機能を果たす[注釈 7]新たな商業施設への移行に伴って一旦営業を終了[107]。同年9月7日に建て替えに伴う代替店舗として、ショッピングセンター内のブックオフプラス(2023年7月31日閉店)跡に居抜き出店する形でスーパーマーケット業態となるイオン郡山店食品館を同年9月15日に、近隣のイオンタウン郡山にオープンする「フェスタヴィレッジ」内に衣料品・学童用品(ステーショナリー・ランドセル)専門店のイオン郡山店を同年9月22日に順次オープンすることが発表された[108]。 脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク |