小さな旅館
『小さな旅館』(ちいさなりょかん)は、松本清張の短編小説。『週刊朝日別冊・緑蔭特別号』(1961年7月号)に掲載され、1961年11月に短編集『駅路』収録の1作として、文藝春秋新社から刊行された。 1981年にテレビドラマ化されている。 あらすじ俺は順治に殺意を抱いた。順治は俺の娘・敦子の婿養子となっているが、敦子と結婚したのは俺の財産目当てだった。父から貰った財産を守り、可愛い我が娘を破滅から救うのだ。 俺は順治の所行を調べた。順治は俺が考えた通り、方々の女と遊んでいたが、ズブの素人も一人いた。順治とその女が二人でいる所を尾行すると、二人は決まって江古田の小さな旅館に入ることがわかった。俺は殺人計画をここから立てることにした…。 エピソード
テレビドラマ
「松本清張の小さな旅館」。1981年1月17日、テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」枠(21:02-21:51)にて放映。視聴率24.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[2]。
脚注・出典 |