混声の森
『混声の森』(こんせいのもり)は、松本清張の長編小説。『信濃毎日新聞』などに連載され(1967年8月25日 - 1968年9月2日付、夕刊、連載時の挿絵は宮永岳彦)、1975年4月に角川書店から単行本が刊行された。 1978年にTBSで、2022年にNHK BSでテレビドラマ化されている。 あらすじ
東京から多摩川を越えた小田急線沿線[1]に広大なキャンパスを構える私立女子大学の若葉学園。大島現理事長を追い出そうと考えている専務理事の石田謙一は、大島と職員の秋山が学生旅行の引率で出張することを聞きつけ、二人の行動をさぐる一方、京都に引退していたが法学界で名声の高い柳原博士を、学園の新学長に迎え入れようと画策する。謙一も家庭内問題や愛人に悩まされていたが、鈴木事務局長との密談から発案の偽造投書を契機に、謙一と大島理事長は全面対決に突入する。 主な登場人物
関連項目
テレビドラマ
1978年版
1978年10月17日から11月14日まで、TBS系列にて全5回の連続ドラマとして放映(21:00-21:55)。当初は5時間のスペシャルドラマとして制作されたが分割放送となった。第11回テレビ大賞新人賞受賞(永島敏行)対象作品。
2022年版
2022年3月26日と3月27日(11:00-13:00)に、NHK BS4Kにて前・後編が放映された[5]。NHK BSプレミアムでも同年7月23日と7月30日(19:30-21:29)にそれぞれ前・後編が放送された[6]。
脚注出典
外部リンク
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