小川愛里奈
小川 愛里奈(おがわ えりな、1998年6月3日 - )は、日本の女子バレーボール選手である。 来歴岡山県岡山市出身。小学3年次に姉の影響でバレーボールを始めた[1]。就実中学校・高等学校在校中には、2014年1月の第27回全国都道府県対抗中学バレーボール大会において、優秀選手賞を獲得した[2][3]。監督の西畑美希のもとで就実チームは快進撃を続け、2017年のインターハイベスト4、国体ベスト4、そして春高バレーでは準優勝を果たした。自身もインターハイでベスト6及び優秀選手賞[4]、春高バレーで優秀選手賞を獲得した[5]。 2017年1月27日、V・プレミアリーグ(当時)の東レアローズに黒後愛と共に入団(内定)[6][7][8][9]。 同年7月に開催された世界ジュニア選手権 (U-20)の代表メンバーに選出され[10]、銅メダル獲得に貢献した[11] 2017年10月22日のVプレミアリーグ開幕戦(トヨタ車体クインシーズ戦)に途中出場して、2得点をあげてVプレミアデビューを果たした[12]。 2018/19シーズン以降は井上奈々朱との併用により控えに回ることも増えたが、途中交代での投入など2018/19は32、2019/20は24試合出場とコンスタントに出場。さらに2020/21シーズンは皇后杯決勝でフル出場を果たしたり[13]、リーグファイナルでも出場機会のなかった2シーズン前と違ってフル出場を果たすなど[14]、出場機会が増加。また、続くVCupでは初めてオポジットでプレーするなど[15]、選手としての幅を広げた。 2021/22シーズンは開幕戦(2021年10月15日、ヴィクトリーナ姫路戦)にスタメン出場。一試合を欠場した(もう一試合はみなし開催のため成績に加算されず)以外はスタメン出場を果たした他、レギュラーラウンドでのアタック決定率49.5%はリーグ三位、日本人選手一位と大野果歩と伊藤望の抜けたミドルブロッカー陣において柱となる活躍を見せ、初のリーグベスト6入りを果たしている[16]。 2022年3月31日、2022年度の日本代表メンバーに初めて選出され[17]、6月2日のネーションズリーグ開幕戦・韓国戦にスタメンで初出場を果たした[18]。以降も試合に出場し、当大会で45得点をマークした[19]。2022/23シーズンも全試合出場を果たし、チームのレギュラーラウンド一位、そしてリーグ準優勝に貢献した。 2023年4月25日、同月末に6年間在籍したチームを退団することが発表された[20]。同年6月1日、かつて姉の杏奈が所属していたJTマーヴェラスに移籍した[21][22]。 選手としての特徴
人物・エピソード
所属チーム
球歴受賞歴
個人成績V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[27]。
脚注出典
外部リンク |