大池 唯雄(おおいけ ただお、1908年10月30日 - 1970年5月27日[1] )は、日本の作家。本名は小池忠雄(こいけ ただお)[2]。
経歴
宮城県柴田郡船岡町(現在の柴田町)出身[1]。仙台第二中学校(現宮城県仙台第二高等学校)、旧制第二高等学校文科甲類卒、東北帝国大学文学部中退[1]。
東北初の直木賞作家。
幕末や明治維新など、歴史に題材を求めた短編を多く残している。
社会教育にも力を注ぎ、槻木公民館長、柴田町公民館長などを歴任。船岡中学校校歌の作詞も手掛けた。
1939年、「兜首」「秋田口の兄弟」で、第8回直木三十五賞受賞。
1970年5月27日に死去。告別式は同月30日、柴田町立船岡小学校体育館で町の教育委員会葬として行われた[3]。
長男は歌人の小池光。
著書
- 『おらんだ楽兵』
- 『兜首』
- 『秋田口の兄弟』
- 『吉原堤の仇討』
- 『命のかぎり 第1部』実業之日本社 1944
- 『或る志士之生涯』小池忠雄 河出書房 1945
- 『愛の山河 少女小説』ポプラ社 1949
- 『史談セント・ヘレナの日本人』朝日新聞社 1967
- 『炎の時代 明治戊辰の人びと』河北新報社 1970
:共著
関連人物
脚注
関連項目
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1930年代 - 1950年代(第1回 - 第42回) |
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1930年代 | |
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1940年代 |
- 第11回 堤千代『小指』他/河内仙介『軍事郵便』
- 第12回 村上元三『上総風土記』他
- 第13回 木村荘十『雲南守備兵』
- 第14回 該当作品なし
- 第15回 該当作品なし
- 第16回 田岡典夫『強情いちご』他/神崎武雄『寛容』他
- 第17回 山本周五郎『日本婦道記』(受賞辞退)
- 第18回 森荘已池『山畠』『蛾と笹舟』
- 第19回 岡田誠三『ニューギニヤ山岳戦』
- 第20回 該当作品なし
- 第21回 富田常雄『面』『刺青』他
- 第22回 山田克郎『海の廃園』
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